2012年3月31日土曜日

3/31 嵐のち晴天

台風並み

車中から
  未明から風が強くなった。朝になると、雨も降りだし、ちょっとした台風のような感じ。築50年近く経過している離れは窓やドアが全て木製なので、サッシのような密閉性がない。そのため、風の音も身近に聞こえるし、ガタガタという音もすさまじい。こういう時は、現代的な建物のほうが気持ちよく過ごせる。
朝とは大違い
 今日は全国的に荒れた天気で、関東地方では風速25メートル以上の風が記録された。関東地方で25メートルといえば、やっぱり台風並みだね。高速道路が閉鎖する被害もあったみたいだから。
 午後になると、急速に回復し、青空になった。それではと、車を走らせることに。晴れてはいても風はあいかわらずで、串本大橋を渡る時は強烈な横風にあおられて走りにくかった。行きつけのnagiの裏庭の桜の花もきれいに咲いてきた。


椿 道

 nagiでコーヒーを待っている間、外を眺めていたら、小高くなっている所に椿が規則正しく植えられているように見える。どうなっているのかと調べに行った。
 下からは分からなかったが道路になっていて、その両側に椿が植えられている。大島には『椿道』というのがあるのだが、その途中の道らしい。
 今は串本大橋ができて陸続きとなり、自動車道が完備されているが、その昔は、その道が畑などに行くときの生活道路だったのだろう。ちゃんとアスファルト舗装されていて、立派な散歩道の様相を呈している。
秘密の抜け道みたい

 串本では、椿はもう最盛期を過ぎているのだが、ここのは今が盛りと咲いていていてきれいだ。近いうちに散歩しにこようと思った。
 この近くには『椿道』と言う名の割と新しくできた旅館もある。陸続きではなかった時は、不便な土地だったが、道路のお蔭で生活がしやすくなったと思う。でも、農家にとってはイノシシが入り込んだので、その被害は大きいと聞く。全てが良くなるということはないのだろうね。

 昨日の夜、NHKで放映された『串本の海』は全国放送かと思ったら、関西限定だったみたい。埼玉に住む、元同僚のNさんからメールがあり、その時間違う番組をしているよとのことだった。そのうち関東でも放送されるのだろうか。残念だった。
 

2012年3月30日金曜日

3/30 春爛漫

春爛漫

 和歌山市では、今日ソメイヨシノが開花したと放送された。今、NHKの和歌山版で放送されていた。串本町では数日前から開花しているから同じ県内でもだいぶ差がある。昨日サイクリングで行った古座川も放映されていた。ここのソメイヨシノは7.8分咲きだということらしい。
 我が家の周りの山々は、日に日に桜の白の部分が増えている。常緑樹の緑と、新芽の様々な黄緑と桜の白とピンクが入り交ざり、本当にウットリする。
 花を見るには、この季節がベストかもしれない。写真でしか見せられないのが残念。本物はこんなもんじゃない!


庭の躑躅(つつじ)

 小さな庭だが、色々と植えられている。水仙やムスカリが盛りを過ぎ、これからは躑躅が主役の座に座る。でも、すでにクンシランの蕾ができているからすぐに取って代わられるだろう。
 右の植物は『百両』の実が白いもの。従兄弟のMがくれた。これで、庭には、万両、千両、百両と揃った。あとは『十両』と言われる『ヤブコウジ』があれば、全部が揃うことになる。

 今日のNHK、夜8時から串本の海が放映される。主人公のアザハタの声をドラゴンボールの悟空の方が担当しているので面白い。間に合ったら是非みてください。

2012年3月29日木曜日

3/29 春のうららの古座川

天気が良いので

 今日は珍しく午後になっても強風が吹かない。こんな日はと思い、ロードバイクを出してきた。春のうららの隅田川ならぬ、古座川をさかのぼる。川沿いを道路が通っているので、川と両側の木々を見ながらの走行だ。
 5日前に、ろうけつ染めの展覧会を見に来た時は、まだ咲き始めで蕾が目立っていたソメイヨシノが5分咲きぐらいになっている。両岸に植えられたソメイヨシノがきれいな場所に来た。
 古座川の清流と桜と周りの杉並木とのコントラストが美しい。
 のどかな天気で、つい『は~るの うら~らの す~み~だ川・・・』と歌ってしまう。(古座川だとゴロが悪いからね)
 それと、いっちゃんがコーラスで、先日の音楽祭の時に歌った歌。その後も桜を見ると『や~ま~ざくら 咲~い~ていた ふるさ~との~や~ま』と歌うので、耳についている歌も出てくるよ。
 行きは追い風だったのかスイスイと走れたが、帰り道は風をまともに受けて青息吐息の状態。風がなければいいのに・・・
 古座川は、今の時期はどこを見てもオオシマザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノと桜の花が咲いていて美しい。車では味わえない自転車の良さを感じる。
 桜を撮るのに河原に降りた時に見つけた花。スミレの仲間だろうか。なかなか可憐な花なので写した。
 帰り道、Acoopの後ろの山を見ると、桜の白い色が鮮やかに見えてきた。


北海道から合宿に


 串本ロイヤルホテルのそばにサンナンタンランドという総合体育施設がある。この中に、野球場があるのだが、この時期、暖かい串本へ遠くから合宿にくる団体が多い。昨日から、北海道の鵡川(むかわ)高校が合宿に来ている。鵡川高校は、甲子園にも出場した強豪チームだ。数年前から決まって、この時期合宿に来ているらしい。地元の野球好きなオジサンたちも心待ちにしていると聞く。今日は、新宮市の新翔高校(旧新宮商業高校)と練習試合をしていた。

 
 


2012年3月28日水曜日

3/28 ぺりーより50年も早い!

日米修好記念館

両国国旗がはためく
 すっかり春らしい陽気となった。午前中は風もなく長閑なのだが、午後からは決まって強い風が吹く。そのため、自転車に乗りそこなっている。
 午後から、大島にあるパン屋さんnagiへお茶をしに行ったが、生憎満席。それじゃ花見に行こうかと車を走らせた。道路沿いにオオシマザクラが多く見えるが、まだ5分咲き程度だった。山桜のピンク色は見つけられなかった。景勝地の海金剛へ行くことに。そこの駐車場のそばに「日米修好記念館」なる建物がある。日本と米国の国旗が建てられている。日米修好といえばペリーの時だから、浦賀の方じゃないのかなと思いつつ、帰ってWikipediaで調べた。すると結構すごいことが分かった。地元にいて知らなかったのは恥ずかしいけれど。

日米修交記念館(にちべいしゅうこうきねんかん)は、日本初の黒船来航地である和歌山県東牟婁郡串本町紀伊大島樫野埼に建つ博物館である。
 アメリカ商船レディ・ワシントン号とグレイス号が寄港した雷公の浜の北側に1975年に建てられた。館内には寄港当時の光景がジオラマで再現され、レディ・ワシントン号の模型や資料・写真とともに展示されている。
 日本の教科書等で日本とアメリカ合衆国の交流の最初は、1853年ペリー提督が浦賀に黒船4隻で来航した時とされているが、アメリカ合衆国においてはアメリカ人として日本に最初に渡航して貿易を申し込んだのは1791年ジョン・ケンドリックが串本町の紀伊大島に来航した時となっている。彼が乗ったプライバティア(国代表としての資格)を有する商船レディ・ワシントン号の船名とともに大多数の歴史書にその名は刻まれている。アメリカ合衆国ではこれを重要な史実としてとらえられており、ワシントン州アバディーン市では1989年にレディ・ワシントン号の再建造が行われたほか、ウエアハムにあるケンドリックの旧宅がケンドリック記念館として保存・公開されている。
 ケンドリックの一行は、当初の計画から交易という明確な目的をもって紀伊大島に寄航しており、住民に警戒心を与えないために「漂着」と装ったことや毛皮の貿易を申し込んだことが書簡や公文書(『マサチューセッツ海事史』ほか)などから明らかになっている。アメリカ合衆国ではこの事実を認識した歴史になっている。一方、日本ではあくまで「漂着」として来航し、さらに地元住民との交易交渉に失敗して、幕府などと交渉すること無くそのまま日本を離れたケンドリックの事は、ペリー来航などと比べると重要な出来事とは捉えられておらず、教科書には掲載されていないことから現代でもあまり知られていない。

トルコのお守り

 樫野崎の駐車場で見つけた。トルコのお守りだって。串本はトルコと友好都市だからね。別の場所にも同じものがあるのだが、不思議な形をしている。二人して、おっぱいみたいだねえと言いあった。小さなものは目玉のアクセサリーみたいな形で売られているのだが、こんなに大きいとねえ・・・ この近くには、トルコ人の店があり、そこではよく伸び~るトルコアイスやアクセサリーやキリムなどが売られている。
 アメリカだったりトルコだったり、片田舎の町なのに国際色豊かだ。




2012年3月27日火曜日

3/27 昨日に引き続き

タケノコが出ていたよ!

うちの竹藪
 昨日、テレビで京都のタケノコの出荷の話をしていた。先日見に行った時には全く探せなかったのだが、竹藪の整理をして、あわよくばタケノコをゲットしようと考えて行った。
なかなかの大物
 京都の竹藪は見事に管理されていて、土がふかふかしていて掘りやすそうだ。相当手間をかけているんだろう。我が家の場合は自然のままなので、竹が折れたり、枯れたりして横倒しになっているものが目に付く。今日は、そんな竹をノコギリを使って処理した。今年ではなく来年度以降のためを考えてのことだ。
 どこかに絶対あるはずだと思い、モッコリしているところはないかと土を凝視した。すると、まず今年の初物を見つけた。土からほんのわずかだが、てっぺんの葉が覗いている。小躍りしていっちゃんを呼ぶ。で、記念撮影。先だけしか見えないで、ちっちゃいのかと思ったら、これが大きなタケノコだった。
 皮を剝いた。やっぱり太い。米の研ぎ汁と一緒に煮て、夕食の一品となった。今年の初物だ。

 
近目金時

 大きな目が特徴のこの魚。地元では割とよく水揚げされる魚だ。目が大きいから、おそらく深いところに生息するのだろう。金目鯛にやや似ているけれど違う。金目鯛のように高価な魚ではない。今日は各自尾頭付きだが、約200円。白身で、くせのない味、しかも新鮮ときているからお値打ちだと思う。


金星+月+木星

今日の空
 数百年に一度という天体ショーが昨夜見られたらしい。昨夜、西の空に、上から金星、月、木星が一直線に並んだ。テレビで昨夜の映像が流れていた。昨夜、夜のニュースで流されたが、その時にはすでに見えなくなっていた。今はまだ空が明るいけれど、すでに月と金星は見えている。今日も、この後見えるのかな?と思っていたら、残念。昨日だけだったのだ。今見ると、上から月、金星、少し離れて木星となっている。
 昨日は金星と木星の丁度中間にあったのだ。見逃したと思うと悔しいね。
 そういえば、5月21日に金環日食が見える帯に串本が入っている。天気次第だけど、これも一生のうちに一度だと思うので、ぜひ見てみたい。


ハマダイコン

 これも今日の地方ニュースで流れていたが、このハマダイコンの花が海辺に咲いているという。串本は温暖なので今頃咲くが、他方ではこの後に咲き始めるとのことだった。ちなみに、この花を撮ったのは、3月13日だった。

 

2012年3月26日月曜日

3/26 今日はご馳走 その2

初物

 今朝、叔母さんから頂いた初物。叔母さんは、泳ぐのは苦手だが磯を歩き回って獲物を採るのが上手い。叔父さんが入院していて毎日付き添いに行っているので、今年は磯に行ってなかったが、昨日暇を見つけて、今年初めての磯に行ったとのこと。そのお裾分けをしてもらった。『穴貝』という、『アワビ』や『トコブシ』とそっくりな貝。以前、遊びに来ていた元同僚のNさんは、全然見分けがつかないと言っていた。初めて見る人はそんなものだろう。穴貝は、冬から春先が旬で、実がプリプリとして美味しかった。これだけでビールが進むよ。
 また、Acoopで魚売り場に行くと、串本産の『ヒラマサ』が出ていた。目を見ると、なかなか新鮮で、今にも動きそうな感じ。「朝採れ」のラベルが貼られていた。ヒラマサは『ブリ』に似ているけれど違うんだ。ヒラマサの方が高級らしい。
 迷わず買った。実が引き締まって美味しかった。


久々のランチ

 今日、父は老人会の総会に出かけた。昼の弁当が出るので、こんな時は外でランチに行く。ランチと言っても町中にはレストランのような洒落た店は殆どない。
 無難に串本ロイヤルホテルへ。温泉と言い、何かと使用頻度が高い。1000円ランチを注文した。
 生ビールを注文したら、アサヒとキリンが有りますが、ということで、キリンを頼む。すると出てきたのがビンビール。文句を言うと、生はアサヒだけですと言う。そんなアクシデントがあったけれど、無事生ビールが出てきた。小皿が9種類と目にも鮮やかだ。味もまずまずで満足した!
 食事をしている時に外を見た。遠くの串本大橋の下を沖から競争するように漁船が帰ってくる。まるでボートレースでもしているような猛烈な走り。一刻も早く水揚げしようということか。上のヒラマサもこんな感じで上がったものが、漁港そばにあるAcoopに納入されるのだろうかね。
 




  

2012年3月25日日曜日

3/25 花だより Vol.3

花だより Vol.3

 暖かくなったね~というようになるのはいつになるんだろう。日差しは確実に春本番なのだが、風が暖かくならない。真冬の寒さではないけれど、家の中にいると寒いから、つい暖房をつけてしまう。こんな感じだから冬場の電気代が凄いことになっている。
 今は、どこに行ってもオオシマザクラが満開近くになっている。繁殖力が強いらしく、海岸沿いの斜面には若木が数多く生えている。植林はしていないから、『おのれ生え(自然に落ちた種から生えること)』なのだろう。老人になる頃には、周りの樹木を駆逐してオオシマザクラの林になっていたりして。
 家の裏の畑に植えておいたラナンキュラスも知らないうちに咲いていた。白と黄色が一輪ずつだけだけれど。
 こちらはハーブの一種、ルッコラ。秋から冬にかけてゴマの香りがする葉っぱを色々な形で食べたが、その後は薹がたち、ついには菜の花になった。そのままにしておいたらご覧のように見事な花畑になった。背丈も高いものは1メートルを優に超えている。
 畑にある花々を折り取って、玄関に生けたらこんな感じ。

2012年3月24日土曜日

3/24 Anniversary 58

誕生日

ソメイヨシノも開花した

 昨日の雨は未明にあがった。朝は曇り空でグズグズしていたが、時間とともに晴天となった。今日は、58歳の誕生日。父が一昨日85歳。2日しか違わないから、昔から一緒になっていたような気がする。それに、父はタンカー船に乗っていたからほとんど留守で、母子家庭のようだった。だから子どもの頃、父親と一緒に遊んだという記憶がほとんどない。それが今は父親の面倒を看て一緒に生活しているというのは何ともおもしろい?
 また、3月24日という日は、だいたい3学期の終業式の日だった。通知簿を持って帰るのだが、成績が悪い時は、誕生日もどこへやらという感じでハッピーではなかったなと思い出した。



出雲幼稚園の閉園式

 今日、出雲幼稚園の閉園式があった。58年の歴史に幕を引く。58年と言えば自分が生まれた年に開園したことになる。その幼稚園の閉園式と自分の58歳の誕生日が重なるというのは、話が出来すぎだと思った。園長も中学時代、同じクラスだったから58歳だ。
がんばってる
 この辺の行事には餅まきがついてまわる。例にもれず、今日も行われた。ただ、昨日の大雨の影響で園庭の状態が悪いので、急遽、青少年の家の体育館に変更となった。
 幼稚園から青少年の家までは少し遠いので、青少年の家のご厚意で、バスが運行された。

会場となった体育館
 お寺の境内での餅まきのような大人数ではなかったが、盛大な餅まきだった。前列に陣取ったいっちゃんも餅やお菓子がまかれると大喜びして拾い、買い物袋いっぱいの収穫となった。

2012年3月23日金曜日

3/23 雑草について

春の雨

尾の浦付近

 天気予報はよく当たる。朝からシッカリと雨。昨夜の約束通りにHちゃんを誘って温泉へ行った。いっちゃんは、明日の出雲幼稚園の閉園式で撒く餅つきの手伝いに行った。
 最近、多くの花が咲き始めているが、やっぱりこの時期の主役は桜だろう。数日前までは気がつかなかったが、家から串本に行く道の山側には数多くのオオシマザクラが生えていた。それが一斉に咲き始めたものだから、山が白と緑のパッチワーク状態になってきた。今日は生憎の雨で、山も煙って見通しが悪いが、てっぺんの方まで白が続いている。





「なるほど」と思った

青少年の家の庭の桜

 「春まつり」以降、潮岬青少年の家との関わりが深くなっている。4月から、青少年の家で行う書道教室について煮詰めている。広報担当で、副所長のSさんは、昨年のパソコン教室の先生だった方だ。そのSさんが、青少年の家のホームページを運営している。その中に「おもしろらんど」というページがあるのだが、その中に「書道」の欄を作るということで、お互いのアイデアを出し合っている。
 そんな中で話は脱線し、畑や庭の雑草取りの話になった。これからの季節は、暖かくなり植物が元気よく育つ。特に、雑草は格別だ。それを処理するのに頭が痛いと言っていたら、おもしろい話を聞かせてくれた。この人は、色んな職歴があるようで、海外での仕事が多く、そのため話題も多く参考になる。
 日本人は畑を作るとしたら、雑草は全部抜いて、きれいにしてしまう。確かにきれいだが労力は大変だ。イギリスの場合、雑草といってもハーブが多いそうだが、雑多に生い茂る雑草の中で、一番繁殖している雑草はそのままにし、後のものを取ると統一感ができるという。一番繁殖している植物がそこの土と一番相性が良いのだから、放っておいても良く育つという原理だ。
 発想の転換だね。例えば、「よもぎ」はそのままにし、群落にしてしまえば良いわけで、「なるほど」と思った。

2012年3月22日木曜日

3/22 串本の方言

 今日は気温が上昇して、春本番という感じ。でも天気が良いのは今日まで。明日はしっかり雨とのこと。明日は雨の日の定番、串本ロイヤルホテルの温泉に行こう。いっちゃんは用事があるから、Hちゃんを誘おう。今、打っている最中、テレビで、近くの伊串(いくし)地区では今日ヒジキの解禁日だったと放映していた。今年は寒かったからヒジキの成長が遅いらしく、普段なら50~100センチに成長しているものが、今年は10~50センチだとのこと。同じ町内でも地区によって解禁日が違うのだと知った。出雲は4月の中旬だから、もう少し伸びるかな。10センチじゃ刈り取るのは難しい。

懐かしい

 新聞の地域版を見ていたら、おもしろいのがあった。町内出身のシンガー・ソングライターが作った歌。歌詞が串本の方言満載だ。
 1番の歌詞が出ていた。
タイトル『はよう家にかえらんしよ』
 やにこう天気がええがえ じてこに乗るけ 
  北東のかじぇ(風)がかばちを ばちきっていくがえ
 東海岸通りをいって町内を走らんこ 
   いやえ じきに串本の駅前に来たがえ
 橋杭岩をやめんけ ロータリーまわって桟橋へ 
 しったあるおばんが声をかけてくるがえ
 「兄やんらどこに いきやんど」
 「ちょっとぶらぶら」
                                           「車に気いつけて いかんしよ はよう帰ってごんしよ」


≪訳≫とても天気が良いから 自転車に乗ろうか 北東の風が顔をひっぱたいていくよ
    東海岸通りを行って町内を走ろうよ あれあれ すぐに串本の駅前に来たよ
    橋杭岩に行くのをやめておいて ロータリーをまわって桟橋へ 
    知っているおばさんが声をかけてくるよ
    「兄さんたち どこに行くの」  
    「ちょっとぶらぶらと」
    「車に気をつけて いきなよ 早く帰ってきなよ」


なかなか今は出てこない言葉も入っていて、懐かしさを感じた。上尾のK君やタイのS君懐かしくない?


花だより Vol.2

 春の訪れとともに、色がカラフルになってきた。 
 昨日に引き続き花を紹介しましょう。ピンクと黄色のこの花。調べたらオキザリスという。葉っぱは三つ葉になっている。群生するらしく、遠くからでも鮮やかだ。
 続いては、我が家の畑のチューリップ。今日来てみたら、咲いていた。いっちゃんの友達のMさんが送ってくれたもの。たくさんいただいたので、これからドンドン咲いてくるはず。楽しみだ~


 

2012年3月21日水曜日

3/21 花だより

道々の花

 風は冷たいけれど、快晴の中、畑に向かった。歩きながら道の左右を見ると、知らないうちに花が咲いている。桜が、桜がと言っているけれど、咲く花は桜ばかりじゃない。
 まず、「木五倍子(ぎぶし)」の花だと思われる花。この花は、いっちゃんの誕生花(4月2日)なので、本人は大喜び。

『木五倍子』について。「五倍子(ふし)」は、江戸時代に広まったお歯黒に使われたと言われている色素材料です。ギブシの木の実の汁を使うとその代用になったと言うのが木の名称の語源と言われています。この花を始めて見てびっくりしましたが、植物辞典を見ると林道などの脇には何処にでもあるようです。雌雄異株と書いてありましたが、写真でどちらかを見分けることはできませんでした。また、珍しいことにやや赤い色をした花の蕾を付ける木が隣にあり撮影しましたので次回掲載します。
花は釣鐘状の小さなものが房になって垂れています。この形が藤の花に似ていることから、別名を「キフジ(黄藤)」と言う地方もあるようです。舞妓さんがしているかんざしにも見えますね。


 次は、「アケビ」。昨年の暮れ、クリスマスリースの素材として活躍した。繁殖力の強い植物らしく、至る所で見ることができる。根っこから採らないかぎり、翌年には再び芽が出てくるみいだ。撮影したこのアケビも昨年かなり刈り取った場所なのだが、元気に復活し、たくさん花をつけている。逆に、少し刈り込んだ方が成長するのかもしれないね。この辺のアケビは全て5枚葉だ。3枚葉のものがないと結実しないらしい。
どこの畑の隅もこんな感じ

 この時期、水仙が見事だ。我が家の玄関に生けてある器には形は一緒だが4種類入っている。
 花びらと蕊の組み合わせ。白+黄、黄+黄、黄+オレンジ、白+オレンジとある。 黄+オレンジが珍しい。

2012年3月20日火曜日

3/20 春分の日

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけれど

オオシマザクラの大木

 今年は本当にいつまでも春らしくならない。暑さ寒さも彼岸までと言われるように、不思議とここを境に暖かくなったり涼しくなったりするのだが、今年は何か違う。
 テレビの天気予報を見ていると、今日も北海道や東北の日本海側では雪が降ったり、最高気温がマイナスになっている地域も多い。
 南紀では、もう最高気温が10度以下ということはないみたいだが、それでもやっぱり今日は冷える。と思いながら山を見たら、山桜のピンクとオオシマザクラの白の花が、そこここで開いているのが見える。向かいの大島がオオシマザクラの花で白く見えるのももうすぐだろう。

イノシシの嗅覚は凄い

食い散らかしている
 そろそろタケノコの季節になる。昨年は、4月中旬から掘り始めた。今年は去年より寒いから、もう少し遅くなるのではないだろうか。
 ところが、イノシシの嗅覚は凄いと実感する。畑に行く途中にある竹藪には、イノシシが土を掘り起こした跡が何か所も見ることができる。その掘った後を見ると、タケノコの食い散らかされた跡がある。まだ土から外に出ていない状態のものが食べられている。この状態ではヒトは見つけられない。外に出ていないから「えぐみ」がないのだという。一番おいしい状態でイノシシは食べている。イノシシも生きて行かなくてはならないので大変だと思うけれど、被害に遭うと頭にくるね。
 我が家の竹藪にもイノシシは来ているのだろうか。まだ見に行ってないのだけれど。どうだか・・・

2012年3月19日月曜日

3/19 墓参り

墓参り

 朝から久しぶりの青空が広がる。雨にたたられて延期していた墓参りにでかけた。我が家の墓石。この墓石を゜建てる時に、題字を業者に任せないで、自分で書いたものを刻してもらった。周りの墓石を観察し、他との区別をしたくて、書体を変えた。
 出雲のお墓では、隷書体の題字は皆無だったので、それに決めた。この書体だと、よく目立つ。遠くからでも我が家の『〇〇家之墓』はバッチリ見える。



色々な花

 具合を見に畑へ行った。雨の後、気温が上昇したこともあり、畑の花たちの開花が増えた。先日咲きそうだった矮性のチューリップが赤い花を咲かせた。シキミという樹木はクリーム色の花が満開だ。花は綺麗なのだが調べてみると、恐ろしい花だった。

シキミの花
シキミとは(ウィキペディアより) 
 中国や本州の関東より西、四国、九州、沖縄など比較的暖かい地域の山地に見られる広葉常緑樹で、育つと樹高は5mほどになる小高木です。以前はモクレン科でしたが、現在では独立したシキミ科に分類されます。
 3月~4月にかけて径3cmくらいのクリーム色の花を多数咲かせます。葉は深い緑色で革質、光沢があり美しいです。熟した果実は星のような形をしており中華料理に良く用いられる「八角」(同じシ
キミ科の樹木トウシキミの果実)とそっくりですが猛毒で決して口にしてはいけません。中毒症状は全身けいれん、おう吐、死亡などです。

 また、昨年暮れに全体を大きくトリミングした巴旦杏(はたんきょう)にも花がチラホラさいていた。でも今年は殆ど実がつかないだろう。
 花ではないが、何かの種子を見つけた。白くて長い綿毛のようなもので覆われている。大変優美な姿をしいる。何の種子だかわからないんだが。

何の種子?


2012年3月18日日曜日

3/18 しつこい雨

雨がなかなかあがらない

 昨日は雨に強風が加わり大変な一日だったが、夕方には回復し、夜は星が出ていたので、そのまま回復するのかと思っていたら、今朝起きたらまたシトシト。風が吹いてないから穏やかだけれど・・・
 今夜は、後輩のHちゃんと、Hちゃんの同級生で、現在大阪在住のSさんと飲むことになっている。そのSさんは初対面なのだが、面白い関係の人だ。
 彼の娘さんが3月に結婚を挙げたのだが、その相手は、次男の職場の先輩だった。その先輩の父は、自分の元の職場の先輩であり、いっちゃんと次男は、その先輩の弟子だ。昨年次男から、「先輩の相手のお父さんが、串本出身の人らしいよ。」と言われていたのだが、その人と、Hちゃんが飲み友達とは、世の中狭いと思ったものだ。以前から、「飲みませんか」と誘われていたが、調整がつかずにいた。それが今日実現だ。聞くところによると、よく飲むらしいので、調子に乗って飲みすぎないようにしないと・・・前回の失敗もあるからね。


行幸記念碑

 1931年(昭和6年)に昭和天皇が、和歌山県を行幸された時の記念碑が各地に建てられている。この素朴なほうが、出雲の観福寺の裏、周遊道路そばにある。
 潮岬の望楼の芝の隅には、この立派な碑が建っている。随分スケールが違うのだが。
 経済力の差、かな?





 現在、NHKで放映されている大河ドラマ、『平清盛』の冒頭のシーンで出てくる海のシーン。じつは、この岬の先端部からの映像らしい。太平洋に突き出た岬なので、荒々しい波がいつも打ち付けている。