2012年11月30日金曜日

11/30 明日は師走かあ

北国では雪の便りが

 シベリヤからの冬将軍の勢力が強くなったきた。今日ニュースを見ていたら、小樽は吹雪いていた。明日は日本海側でも5センチほどの積雪が予想されている。温暖化や暖冬の影響からか、全国的に雪が少なく、スキー場では頭を痛めているなどと耳にするが、やっぱり降るところでは降るようだ。関東からこちらに来ると、それほど寒さは感じないけれど、地元で住んでいると慣れてくるようで、やっぱり寒いらしい。関東と同じように、マフラーをする娘が多いから面白い。
 今こうしてパソコンの前にいるが、部屋の中は全く暖房をしていない。1枚厚着はしているけれど。新しい家で、密封度も高いのも関係しているかも。とにかく今のところ暖房器は全く作動させていない。


タヌキの糞?

 先日、けもの道の話をした。その辺りには縄張りを主張しているのか、よく糞をしている。タヌキのかわ分からないのだけれど、恐らくタヌキだろう。糞の形はいつも一緒ではないけれど、だいたいがこんなブルーベリーみたいな色だ。コロコロとしている。また、家の裏の畑にはグルリと網をしているのだが、どこかに穴が開いているらしく、何者(たぬき!)かが忍び込んで、土を掘り返している。先日サツマイモを掘った場所を掘り起こしてあった。どうやら掘り残しが埋まっていたようだ。冬の間に、もう一度網の点検をしておく必要がある。面白いのは、サツマイモは食べるけれど、サトイモは全く見向きもしていない。好みがあるんだね。
 
 
どこの画伯の絵?
 
 先日の書道展の後、書の作品は全て撤収し、いっちゃんのキルトの作品があちこちに飾ってある。川越の家では日の目をみなかったキルトが場所を得て、輝いて見える。そんな中に、1枚の水彩画が飾ってある。どこの画伯かって? 実は、20年ほど前から7.8年ほど絵に凝っていたことがある。そんな中の1枚が、先日飾ってあった額の中から出てきたので、面白がって掛けてある。
 自分の中では、空が上手く書けていると思った作品だ。
 

2012年11月29日木曜日

11/29 もう水仙!

水仙が咲いている

 南紀地方は温暖なので、関東に住んでいたころと植生が違う。沖縄でよく見かけるブーゲンビリアは、この辺では普通に見ることができる。我が家の庭のブーゲンビリアも花が咲き始めた。ただ、この花は枝に鋭いトゲがあるから要注意だけれど。
 今日は、その話ではなく、日当たりの良い場所で水仙が咲いているのを見た。大島に樫野崎灯台があるのだが、この付近には水仙の群落があり、冬休みごろから春にかけて咲く。関東では春になって咲く花だから、今咲いているのを見ると、やっぱり驚く。我が家の花畑の水仙の群落はどうなっているのだろうか。しばらく様子を見に行ってないから、ちょっと覗いてくることにしよう。
 それにしても、気が早いんじゃないかな。


配達の途中で

 米屋のアルバイトの日だ。精米をするのが中心なのだが、たまに配達もある。にしき園という老人介護施設への配達の途中、高富という場所で、こんな光景を目にした。仕事の途中なので、時間を割くことが出来なかったので、何という社なのかを調べることができず、写真だけにした。ヤフーの地図で調べても名前が出てこないから、まったく分からない、今度、時間に余裕がある時に鳥居をくぐってみることにする。


干し柿

 以前、我が家の裏のNさんの二階に柿を吊るし、干し柿にしていたのをブログに載せたことがある。その干し柿が、先日我が家に届けられた。その際、「干し柿が大好きなんですよ~」と言ったのを聞いてくれていたと見えて、昨日、再び戴いた。「この前、干し柿が大好物だって言ってたから。これが最後だよ」と、手渡してくれた。上手に仕上がっていて、甘くて美味しい。

2012年11月28日水曜日

11/28 物置の組み立て

やっと物置を作った


水平を取るのに苦労した
新居に住み始めて、庭いじりをすると鍬やスコップなどなど物が増えてくる。最初は、下の家から運んでいたのだが、それも面倒で、やはり物置が必要だということになった。昨年、畑に木で作った実績があるので、それも考えたのだが、今回はスチールの物置にした。「大は小を兼ねる」ということだから、少し大きめで261㎝×180㎝にした。
完成した~
 近くのホームセンターに足を運んで調べてみたのだが、ネットでの購入にした。やはり値段が安いことが挙げられる。先週届いていたのだが、書道展などの行事があったので進まなかった。今日は終日休みの日だから、朝から取り掛かった。昨日、土台の部分は作ってあったから、今日は上を作るだけだと安心していた。ところが、いざ組み立て始めると、組立図が分かりにくい。部品に番号が付けてあるので、それを確認しながらの作業なのだが、番号が入ってないものがあったりすると手間取る。結局、昼食を挟んで、終わったのが午後3時だった。とりあえずは完成したのだが、風の対策をしなければ大変なことになるだろう。出来栄えについては、まずまずと言ったところか。
 今回有難かったのは、充電式のインパクトドライバーだ。ネジを締めるのに大いに役に立った。文明の利器は使わなければ損だと、改めて思い知った。これがなかったら腕は筋肉痛になっていただろう。


早いもので満月が近い

大島の上に出てきた月(18時前です)
 前回の満月の時にも月を紹介した、が、今日も満月に近い月齢みたいだ。見た所、ほぼ正円に近い。太陽は、日の出の方角が、夏至と冬至の間で随分動くことを実感した。南中の高さも夏と冬では随分違うみたいだ。それに引き替え、月の出る位置はそれほど変化がないのかな?
 いつも、この辺りから上がってくるように思う。月の出の時間は当然違うけれど。

2012年11月27日火曜日

11/27 今月のお題

さて、どう書こうか

 所属している書道サークルでは毎月研究会を実施している。臨書を中心に課題が出されるのだが、今月は創作となった。「游雲驚龍(ゆううんきょうりゅう)」の四文字だ。意味は、流れ行く雲と驚く竜。書の筆使いが自由奔放で、上手なさまを雲と竜にたとえたもの。ということで、そんな素晴らしい作品を書きたいものだ。ちなみにこの四字熟語は漢字検定1級の問題だとか。
 書く前に、草稿を何パターンか作ってみた。とりあえず色々と書いてみることにする。同じサークルには、大学の先輩が近くにいる。先輩と二人で刺激し合えるので励みになる。先月の課題も、書いたものを持ち寄って批評し合った。さて、今回はどうなるか。

小さなパイナップル

 今日、外でゴソゴソしていたら、前にマンゴーをもらったS君の車が止まった。どうしたのかと見ていたら、降りてきて小さなパイナップルをくれた。花瓶に挿したらどうかと。いっちゃんは喜んで、さっそく例の陶器に活けた。S君のの言うには、半年ぐらい持つが、それが終わったら実の先を植えたらパイナップルになるよ、とのこと。楽しみができたよ。彼の家にはハウスがあるので、マンゴーやドラゴンフルーツ、パイナップルなど、南方系の果実が植えられているらしい。実際に中を見に行ったことがないのだけれど。今度、中を覗かせてもらおう。
 

 

2012年11月26日月曜日

11/26 時ならぬ暴風雨

雨の一日


起震車は、なまず号
ゴーゴーという音で目が覚めた。朝から強烈な風と雨だ。月曜日は串本古座高校へ出勤する日だ。必ず行かなければならないこともないのだが、今週中に就職試験を受ける子どもたちに、先週末、今日も指導するからと約束していた。そういうこともあったので、「雨にも負けず」出かけた。 雨と風は夕方近くまで続いた。帰宅する頃になって、やっと静かになったけれど。時ならぬ、ちょっとした台風並みの威力だった。
 午後から古座校舎の方に行った。防災教育が熱心に取り入れられているようで、これまでにも避難訓練に始まり、被災の体験談などの行事があった。今日は起震車が来て、震度7の揺れを体感していた。見ていると、震度7では椅子に座っていても、タイミングによっては吹っ飛ばされていたから恐ろしい。もちろん立ってはいることはできなかった。
 

土地を代表する土産
 
 昨日まで書道展をしていたが、いろな方からお土産をいただいた。串本から1時間ほどの距離にある新宮から来た方のお土産は「鈴焼」。新宮の速玉大社近くに店を構える『香梅堂』の商品だが、これは新宮を代表するお菓子らしい。シーズンになると、この菓子を買うために行列ができると聞いたことがある。
 それに対抗して、串本を代表するのは『儀平』の「薄皮まんじゅう」だろう。看板の文字の「儀平菓子店」の題字は中村不折という有名な書家の手によるものだ。ただ、原材料の高騰からだろうか、1個の値段は100円とそのままだが、随分と小さくなった。この大きさだと2つぐらいは平気で食べてしまう。中の餡があまり甘くないので食べやすいということもあるが。

2012年11月25日日曜日

11/25 書道展は盛況でした

 今日の夜7時ごろ、なんとなく空を眺めていたら、ものすごく大きな流れ星を見た。随分前に物凄い流星群を見た時には何個も見たけれど、それ以来では初めてだ。火球のような感じで大きく、流れるスピードも案外遅かった。アァ~~と思うぐらいの時間はあった。そして、途中で消えた。願い事を言うぐらいの時間はあったけれど、とっさには出ない。「6億円当たれ~」とかね。

連日大賑わい


お土産の花
一昨日から始まった第1回書道展が今日の午後4時で終了した。午前中2時間、午後3時間という変則だったが、来客は思いのほか多かった。延べ時間にすると、13時間(昨日は午後のみ)しかなかったけれど、総勢で100人は超えた。いっちゃんのコーラスの仲間や、知り合い、出品者の家族や関係者などなど。常に来客が切れない状態だったので、楽しい3日間だった。
 表には看板など一切出していなかったから、次回は、もう少し宣伝してもいいかな~と話し合った。リビングをギャラリーとして使ったけれど、なかなか良い空間にできあがったから、次回からも自信を持って開くことができる。「ギャラリー 〇〇」とネーミングすると良いかもって言ったら、いっちゃんは「別にいいよ」だって・・・
 出品した人たちの感想は、子どもはすごく乗り気で、「またやりたい!」ということだったが、大人は半々で、恥ずかしいから「出したくない」という人もいる。


模様替え

 書道展が終了し、片付け終わったら、今度はクリスマスの色が濃くなった。また、常設のギャラリーの色合いが強くなり、早速いっちゃんはキルトを壁に掛けだした。すると、雰囲気がガラリと変わるから面白い。
 


2012年11月23日金曜日

11/23 今日から書道展

雨にもかかわらず

玄関の一年生の作
4代にわたって
帰郷して初めての書道展を今日から3日間行う。未明から、生憎の雨模様。大粒ではないけれど、一日中不安定な天候だった。そんな中、まず最初に訪れたのは親戚のオバさまたちと友達を連れての6人の御一行様。とたんに会場は賑わった。その後も来場者は途切れずにお昼休みとなつた。午後からは割とユッタリムードになってしまった。今日一日を見てみると、出品者が家族と一緒にだったり、小学一年生の担任の先生が来てくれたり、いっちゃんのコーラスの仲間が見えたりとバラエティーに富んだ来場者だった。


朝の景色

 今日、友達から届いたリンゴのお裾分けを持ってCちゃんの家に行った。その帰り、我が家より10メートルほど高い場所から下ろうとして前を見た。遠くに水平線が見えるのだが、今日の景色は変わっていたので、思わずシャッターを押した。海も空も雲がかかって黒いのだが、水平線の辺りだけが朝日を受けて光っている。ただコントラストが強いので、肉眼とレンズ越しのカメラとではイメージが違ってくる。
 
メジロの訪問
 
 庭の雑木に花が咲き始めた。それを目当てに来たのか、メジロの群れがやって来て、盛んに蜜を吸っているようだった。いつも見慣れている雀を今日は見なかった。良い写真を撮りたいと頑張るのだが、レンズを向けると陰に入ってしまう。しかも動きが素早いので、望遠レンズで追いかけるのは大変だ。大きな鳥たちが近くに来ると、メジロたち小さな鳥は警戒してすぐに遠くに飛び立ってしまう。そういう訳で、今日はあまり良いカットは撮れなかった。やっとの思いで撮ったのが、これ。
 
 
 


2012年11月22日木曜日

11/22 ケモノ道

タヌキの通路?

 旧宅から車を駐車しているところに行く途中で発見した。草がかき分けられている。誰かが通っているのだ、と言っても人間ではない。この辺で見かける動物といえばタヌキしかいない。もう少し山の方へ行けば、イノシシやアライグマやアナグマがいるということだけれど。
 タヌキは昔から人間に近い所で暮らし、その姿も頻繁に見ることができる。数日前も、隣のおばさんが、おじさんに、「畑から自転車に乗って帰っていたら、タヌキが当たってきて怖かったよ」と話すのを、いっちゃんが聞いて話してくれた。家の庭にも出没して、グァバの実を盗んでいく。また、旧宅から新宅に行く途中の坂道では、今年に入っても何匹か車にはねられて死んでいるのを見た。近くには「タヌキ谷」という地名もあるぐらいにポピュラーだ。タヌキも生きるためとはいえ、農作物に被害を与えるからね~。

また訃報

 元同僚のT先生から、元教頭のW先生が亡くなったとの報を受けた。78歳だという。今の人にしてみれば、まだまだ若い。今年の夏の銀座での書展にも元気な姿を見せてくれたのに・・・
 W先生は、退職後に書道を始められ、ほぼ毎日筆を持たれていたようだ。書展の案内をすると必ず顔を見せてくれていた。中国や台湾への旅行にもご一緒したりしていたから信じられない。
 元同僚に電話で聞いてみた。癌だったようだが、先日入院して手術は成功し、病室で体を持て余していたというから、急変したのだろう。もう会えないと思うと寂しい! 合掌

2012年11月21日水曜日

11/21 部屋の飾り

 今日で366回目のブログだ。うるう年だとしても1年分。これを始めたのが昨年の10月からで、上京したり、時間の余裕がなくて作れなかった日もあったので、1か月余分にかかった。毎日更新の予定だが、続けるというのは結構忍耐がいることが分かった。前にも書いたが、「大人の絵日記」という乗りで作っているので、気楽だ。

書道展に備えて

 いよいよ第1回の書道展が今週の金曜日から始まる。作品の飾りつけについては、ほぼ終わっている。今日、残りの裏打ちを終了した。裏打ちも、何回もするうちにスムーズになってきた。ただ、バラつきはある。今日は1枚だけは完璧の仕上がりで、業者に出しても遜色ない出来栄えだ、と自画自賛している。同じにしているつもりだが、どこかが違うのだろう。他のものは少し波打っているのだから。
 作品に花を添える、文字通りの花を調達しに行った。と言っても花屋ではない。道々の花や葉っぱを摘みに行ったのだが。そして飾ったのがご覧のとおり。両方の器は、岡見周二さんという陶芸家のもの。高くて買えないけれど、一つはいただき物。もう一点は、友達の、周二さんの兄夫婦からのプレゼント(帰郷する時に贈られたもの)。器が良いので花たちも場所を得て引き立っている。
 玄関は、昨日のリースが飾られた。ここだけはクリスマス気分かな。また、庭に置いてあった、従兄弟のMにもらった百両も室内に入れた。実が赤と白になっていて綺麗だ。

2012年11月20日火曜日

11/20 庭の生垣が延びた

道路の目隠し

 秋に入り、周遊道路沿いの生垣化計画が徐々に延びている。最初、コメリに5本有ったボックスウッドを買ったのを皮切りに、それ以後、コメリに注文をして取り寄せてもらうということをしている。一時に注文しても植えていくのが結構キツイ。放っておいて枯らせてしまうのも厭だ。という訳で今の形になったの。先日、注文したものが届き、引き取ってきた。ところが忙しかったり大雨が降ったりで取り掛かれずにいたが、今日は午前中時間が取れた。
 生垣にしている場所は、畑から出た石を積み上げてできた堤状態なので、ここを掘り起こすのはものすごく労力がいる。大きな石が埋っているので、いちいち取り除いていかなければならない。それでも気になっていた部分にはボックスウッドを植えこむことができた。今日は11本植えた。あと4本残ったので、どこに植えようか思案中だ。生垣は、今のところ少し隙間があるので道側からだと少しは見えるのだが、来年の芽吹き以降はギッシリと生えそろうはずだ。
 奥の方に見える大きな木は栴檀だ。先日紹介した串本古座高校の古座校舎にある栴檀の木はすっかり葉を落とし、黄色の実だけが銀杏のように残っているだけだった。ところが我が家の栴檀はまだ青々としている。風もよく吹くのだが、どうしたのだろうか。


今年初めてのリース

 先日、山に入ってアケビの蔓を採ってきたものの一つに、いっちゃんがデコレーションした。椿の実の入っていた袋で全体を覆い、何の実だかわからないけれど真っ赤で鮮やかな実を調達してきたもの。クリスマスといえば赤だね~。緑があると完璧だけれど。こういうのを見ると、クリスマスが近い、もう今年も終わりだなあという雰囲気になるよ。
 

2012年11月18日日曜日

11/18 作品の飾りつけ

リビングがギヤラリーに

 川越にいる頃に、夢みたいな話を二人で話していたことがある。今度家を建てるなら、①平屋建て、②広い庭、③水が出ない高台、④常設展示ができるギャラリーと思いつくだけでこれぐらいあった。当時は実現の可能性はなかった。理由は、串本に帰郷しても、親の家があるから十分だということだった。ところが、今年の初めに事態は急展開し、現在に至った。そんな訳で①も②も③も実現した。④については、自分たちの大きな作品を常時展示して、サロン風な感じを考えていた。それは現実味がないのは分かりつつだったのだが。今回、リビングをギャラリーにしての作品展を開くのだが、考えようによっては④も実現したのかもしれない。「夢は持ち続けていると実現する」というのが、いっちゃんの持論だが、今回は一本取られたかな。
 そのリビングをギャラリー用に、テレビなどを別の部屋に運んだので、広々とした空間が生まれた。会期は11月23日からなのだが、いっちゃんの知り合いで書道に興味のある方が、今日遠くから見えるということで、それに合わせて早めの会場設営をした。夕方10人ばかりでお見えになり、感心しきりで帰られた。点数は少ないけれど、作品の裏打ちをしたり、印を彫ったり、マットに貼って額装するのは結構大変だったけれど良かった。
 川越の家でも作品展はしていたので、スムーズに事は運んだ。ご覧のように、いつお客さんが見えても大丈夫だ。


芋餅を作る

 いっちゃんは和裁クラブの人たちと芋餅を作った。何でもそうだが、先達(せんだつ)がいて、その人に習う。そして文化は受け継がれていく。普通の餅自体が家庭で作られなくなってきているから、こういうことは大切なことだと思う。作った餅は、各自に分けられて持ち帰ってきた。夜も大分遅かったけれどいただいた。作りたてなので柔らかく美味しかったので、珍しく2個も食べた。横にある実の名前は定かではない。トロピカルフルーツらしく、変わった匂いをさせている。こちらも味見をしてみた。甘いことは甘いのだが、微妙な味だった。

2012年11月17日土曜日

11/17 芸術の秋?

台風並み

 朝から横殴りの雨が降っていたが、夕方近くになって更に威力を増し、ちょっとした台風並みの風雨になった。でも、5時過ぎにはピタリと止み、夜には星が出るという急展開な天候だった。
 そんな中、知り合いのCちゃんの所属している「黒洋画会 秋季展」が、16日から18日の日程で開かれている。明日はちょっと行けないので、今日行った。「きのくに画廊」という、銀座にでもありそうな名前の画廊だった。こじんまりとした会場で、品よく収まっていた。相変わらずCちゃんの作品だけ、その中では異色だ。
 せっかく来たんだからということで、今度は、串本町の幼稚園・小中学校の絵画展に行った。いっちゃんの生徒の絵も飾られていて、なかなか面白かった。昔は、生徒数が多かったから、クラスで代表になった子どもだけが飾られたような記憶があるが、少子化の影響か、幼稚園と小学校に関しては、全員の作品を展示しているようだった。時代が変われば変わるもんだ。
 面白いと思ったのは、学校それぞれに色があることだ。遠くから見ると、学校ごとに色分けされているみたいだった。指導する先生の影響力は強いのだと感じた。


久々の篆刻

 来週の書道展の準備に忙しい。今日も午前中に、裏打ちの作業をした。先日練習したお蔭で、随分と上手くなった。そして、夜は篆刻だ。出品する作品に押すためのものだが、今日は4つ作った。まとめて作ると目が疲れる。若い時には細かなものでも問題はなかったが、歳はと取りたくないものだ。老眼の影響で、目が疲れる。
 そういえば、東京の友達で「亜北斎」なる人物から印を頼まれていた。何て彫ったらいいのかなあ、「亜北斎」かなあ。聞いてみることにしよう。何でもそうだが、何かを始めるまでが大変で、一度動き出してしまうと別にどうってことはないのだが。今なら印もドンドン彫れる気がする。

2012年11月16日金曜日

11/16 今日の古座校舎

校庭のケヤキ

  昼間は気持ちよく晴れた。雲一つない青天。こういう日は、海の色も空の青さを反映してきれいだ。しかも水温が下がってきて、透明度がアップしているから尚更美しい。海の中はどうだろうかと想像してしまう。インストラクターの話によると、夏と秋から冬にかけては全然様子が違うらしい。でも寒さが・・・
 

栴檀の実
 午後から古座校舎に出向いた。体育館で地域の住民も参加しての防災の学習会だった。神戸や東北の大震災にボランティアで参加された方の講演だ。その中で、トイレの問題の切実さを語っていた。実際に遭遇してみないと実感が湧かないのだが、話の内容を想像するだけで大変さが伝わった。その後、新聞紙での簡易トイレの作成を行った。実際にこういう体験をしないで過ごしたいものだ。
ケヤキの並木
 少し校内を散策し、校庭のケヤキが目に留まった。紅葉している。綺麗とはお世辞にも言えないが晩秋の風景が校舎内にあるのは良いことだ。それから栴檀の木。夏場には緑の葉っぱが美しいのだが、今は葉っぱは全て落ち、黄色に色づいた実がたくさん見える。これもなかなか良い。




オークション

 先日、オークションで筆を落札した。その筆が今日届いた。ところが荷物を開けて確かめていたら、自分が落札したものとは違うのではないかと思った。
例の大筆と小筆
 入札(落札)した商品は、
   定価:42,000円
   全長:約349mm(イボ別)
   内径:約12.2mm
   出穂:約80mm

というものだった。ところが、今日届いたものは、
   全長:約420mm(イボ別)
   内径:約20.0mm
   出穂:約110mm

と二回りぐらい大きい。
 これはどうしたことかと考えた。定かではないのだが、オークションの中にこの商品があったような気がする。毛の質は両方とも《細光鋒》といって最上級のものだったが、定価が105000円で、30000円からのスタートだったから入札しなかった。高くて手が出なかったのか、その商品は入札者がいなかったと思う。相手が間違ってこちらの商品と取り違えたのか?こういう場合はどうしたらいいものか?


2012年11月15日木曜日

11/15 上浦の夕日

火野正平さんのこころ旅より

 以前に紹介したことがあるが、この秋の火野正平さんの「こころ旅」は和歌山県の那智の滝をスタートして、沖縄まで行くらしい。冬になって寒くなるから、沖縄が終点というのは走りやすいだろう。そのスタートした初日、紹介された手紙の場所が、和歌山県串本町の「上浦の夕日」だった。串本は、朝日が海から見える場所が多いけれど、夕日が海に沈む場所のスポットでもある。「夕日百選」に選ばれた場所が数多くあるぐらいだ。その上浦の夕日だが、今日の仕事の帰り、ちょっと寄り道(バイクで1分ほど)をして上浦に行って見た。海上に厚く雲がかかっていたけれど、見ていたらほんの数秒、雲間から太陽が顔を見せた。すかさずシャッターを押した。ただ一眼を持っていなかったので、満足のいくカットにはならなかったけれど、良いシャッターチャンスをくれたということで本日のお題にした。
 
 
難解な地名
 
 昨日の続きになるが、古座川の流域には変わった地名が多い。普通には読めないものが、ちょっと考えただけでも5つぐらいは浮かぶ。昨日の大銀杏の光泉寺がある地名は「三尾川」。「みおがわ」だと普通だが、「みとがわ」という。そこまで行く間に「一雨」、「洞尾」、「蔵土」、「直見」などなど。はじめから読むと、「いちぶり」、「うつお」、「くろづ」、「ぬくみ」だ。いくつ読めたかな?
 姓もそうだが、本当にびっくりするような読み方をすることがあるので面白い。
 

2012年11月14日水曜日

11/14 紅葉を見に

古座川を上る

見事に垂れ下がっている
古傳山光泉寺
昨年も、この時期紅葉を見にドライブした。今年は、こちらでも寒暖の差が大きいような気がしたから、紅葉は綺麗かもしれないという期待を持って出かけた。行先は、先日知人から聞いて、古座川を上った「光泉寺」というお寺。ここには枝から出たこぶが垂れ下がり、乳房のようになった「子授け銀杏」という樹齢400年の大木があるとのことだ。行って見ると、道から見上げる位置にお寺があり、境内には見事な銀杏が聳えていた。紅葉には少し早く、まだ全体に薄黄緑だ。なるほど乳房のように見えないこともない。いっちゃんは初めて見る乳房の銀杏に大喜び。地面を見ると、あちらこちらに銀杏が落ちている。せっかくだから拾い集めて、茶わん蒸しに入れようということになった。ただ臭いのには閉口したが・・・
 随分前になるが、乳房の銀杏を飛騨高山の国分寺で見たことがある。こちらの銀杏は推定樹齢1200年とかで、歳をとっていたせいか、垂れ下がったこぶはもっと痩せていたように記憶している。そういうことからすると、今日の銀杏の乳房は若々しいような気がした。
 光泉寺を見学した後の帰り道で、川岸に生えている見事なモミジを発見。こちらに来てこんな見事なモミジを見るのは初めてだった。車から降りて、しばし見学をした。赤が素晴らしかった。また、下を流れている川も澄み切って、気持ちの良い風景だ。

 ついでに一枚岩の付近の紅葉も写した。こちらは一枚岩が大きすぎて、なかなかイメージ通りの紅葉を入れるのは難しかった。
古座川の流れ

 


文豪の別荘

 この一枚岩を下流に行ったところに、「街道を行く」などで有名な司馬遼太郎の別荘がある。いっちゃんが仕入れてきた情報で、帰りがけに見ることにした。司馬遼太郎さんは1996年に死去しているから、現在は誰も住んでいないとのこと。ほどなくして別荘に着いた。管理されいてる方がいるのか、外観はよく整備されている。表札を見ると、墨が薄くなり「〇田」と読める。帰ってきて調べたら、司馬遼太郎の本名は福田定一とあった。表札の〇の所は福と書いてあったらしい。でも、司馬と書いてないから知っている人でないと分からないね。家の作りはオシャレな感じで、誰も住まないのはもったいないと思った。「街道を行く」の中で、この家の前を通る街道について激賞している。よほどこのあたりが気にいったのだろう。彼は生涯に別荘は1軒だけだったというから。

2012年11月13日火曜日

11/13 今日は茨城県民の日 

思い出した

 今、このブログを作っていて思い出した。数年前に、大宮光陵高校の書道科後援会の行事で、研修旅行の名目で茨城県の笠間市に行った。11月13日の土曜日だったのだが、知らずに行って知った。丁度この日が茨城県民の日ということで、どこかの入場料が無料になったので覚えていた。ちなみに、昨年まで埼玉県民だったのだが、埼玉県民の日は11月14日だった。都民の日は10月1日。これは大学の時の思い出だ。母校は1.2年次は埼玉にキャンパスに通い、3.4年になると東京の本校に通う。だから、1.2年生も10月1日は休講で、11月14日は平常の講義があり、当時は納得がいかなかったことを思い出した。ここまで記して、じゃあ和歌山県は無いのか?と疑問が起こり、調べたら11月22日で、その名も「ふるさと誕生日」というんだそうな。休日にはなるのかな?まあ関係ないけれど。


なんだ、これは!?

 今日は、青少年の家での講座の日。教室に入って準備をしていたら、外に見えている海がやけにキラキラと眩しい。野次馬根性が出てきて、外に出てみた。太平洋が銀色に輝いている。あまりお目にかかったことがないので写真を撮ろうと思ったが、生憎デジカメは家だ。しかたがないので携帯のカメラで撮ったのだが、写してみるとピンクの柱が映っている。偶然かなと思い、再度撮っても同じだった。どういう現象なんだろうか。画像処理はしていないよ。見ようによっては観音様が立っているように見えない?

2012年11月12日月曜日

11/12 鮮やかな赤

夕日に映えて

 昨日の夕方は猛烈な雨だった。近くの新宮市では、午後6時の1時間当たりの降水量が50ミリに達し、途中の国道42号線では通行止めになつたり、那智勝浦町や新宮市では避難勧告が出たりした。串本はそこまでの降りではなかったが、それでも雨風ともに相当強かった。
 今日は一転して天気が回復し、朝の冷え込みも無かったから、季節が1か月ぐらい前に戻ったような暖かな朝だった。午後も柔らかな日差しが降り注ぎ、上着がなくても平気な暖かさとなった。こういう天気がしばらく続くとよいのだが、そういう訳にもいかないのかな。
 午後、例によって古座校舎の方へ行った。この時期になると山の紅葉は、この辺りでも見えてくる。ただ、歌にあるような「照~る~山モ~ミ~ジ」とか「カ~エ~デやツタ」は殆どない。山の中で目立つ赤といったら漆の仲間の「ハゼ」だ。この木は、厄介なことに、成長は早いし、生命力も旺盛らしく、切ってもすぐに復活する。だからこの地方で、真っ赤に紅葉している木は、まずハゼと思って間違いない。帰りに校舎の脇に映えているハゼの赤が見事なので今日の1枚にした。

2012年11月11日日曜日

11/11 裏打ちの練習

約40年ぶり!

 今月の23日から、新居の居間を会場にして、第1回の書道作品展を予定している。小学生の分については、前もって業者に送って仕上がっている。問題は一般の部だ。当初は、今回の作品展への出品予定がなかったので安心していたのだが。ここにきて合同での出品となったので、業者に頼んでいては間に合わない。大学時代に裏打ちをしたことがあるので、何とかなるだろうとOKしたのだが。本当にできるのか、少し不安になってきた。今日は雨でソフトボールの練習も休みだから、午後からしてみた。材料や道具を揃え、裏打ち開始。手始めに小さな作品をしてみた。糊の加減が難しいのだが、「いい加減」に水を入れて溶かした。作品に霧吹きで水を吹いて湿らせ、板に表をしたにして張り付ける。裏打ち紙の表に糊を素早くつけて、先ほどの作品の上へ。空気が入らないように慎重に。最後はハケで両方を馴染ませていく。今日は雨だから、紙が乾きにくいのが難点だった。でも、まあ見られる程度には出来上がった。後日清書したものを裏打ちするが、なんとかなるだろうと一安心した。