2013年2月28日木曜日

2-28 3月の声を聞く前に

暖かい

 朝のうちは少し肌寒い感じもしたけれど、日が高くなるにつれてポカポカ陽気となった。明日から3月だけれど、3月を飛び越して桜が咲くころの陽気だ。2月の初めの頃は暖かだったが、それ以降ずっと平年を下回る温度だったらしいから、やっぱり寒かったわけだ。月が替わって、春本番となって欲しいね。
今朝は餌台のところに今まで登場したことがない鳥が来ていた。大きさはイソヒヨドリぐらいのが何種類かいるが、これもそれぐらいの大きさだ。この後すぐに、ここを縄張りにしているイソヒヨドリに追っ払われてしまったのだが。


お土産

 先日シンガポールに行ってきたという川越の友達からお土産が届いた。父を看取るまでは介護の日々で、家を空けられなかったようだが、昨年からは海外旅行に行けてるようだ。先日のエジプトでの事故などを見ると怖いものがあるけれど、国内では味わえない魅力が海外旅行にはあるから・・・行ける時に行っておいた方が良いと思う。箱に「SINGAPORE」とあり、分かりやすい。右のワインは、パイナップルから出来ているらしい。甘いのかなあ。いっちゃんと二人で飲んでみよう。

2013年2月26日火曜日

2-26 芝生化計画 2日目

こんな感じ

 昨日は途中で時間切れとなり、今日はその続きとなった。と言っても、昨日の時点で500穴のうち、400穴には苗を入れてあったから、残りわずか。30分も経たず終了。結局、一束は全く使わなかった。しかたがないので、庭の端に一列に直に植えた。都合が良いことに、この作業を午前中に行ったのだが、午後からは曇ってきて夕方には本降りとなった。水を撒かなくても十分に水を吸ってくれるので、助かる。それに雨だと明日の朝はそれほど冷え込まないだろうから、霜が降りる心配もない。ポットの方の苗は順調に育ってくれれば、3月の末には庭に直植えできるだろう。そうなれば、夏には青々とした芝生になるはずだ。
 
第1回おもしろらんど書道作品展
 
 一昨日の春まつりの時に展示した作品について、当日のブログでは紹介できなかった。春まつりは当日だけだが、作品はその日だけ飾るというのは、それまでの労力を考えれば勿体ない。そこで、所長に相談し暫くの間、館内に展示しておくということになった。出品者の感想も色々で、「上手な人の間に挟まれて、すごく恥ずかしかった」という方もおられた。が、概ね好評で、「次回は・・・」という前向きな会話が多いのがうれしい。1年間の中で、どういう伸びをするのか楽しみだ。現在のところ12名だが、さて来年はどうなっているかな。
 
クエ
 
 青少年の家の玄関ロビーには水槽が4つある。自分の夢として、帰郷したら大きな水槽に自分が獲ってきた魚を入れたいと思っていた。でも、この青少年の家は自宅からすぐの場所にあるから、ここに見に来ればいいかなあ、なんて考えている。水槽を管理するのは結構手間だから。ここの職員のゴンちゃんの趣味らしい。一番大きな水槽は、2m×1mと言う代物。昔、「アカメ」と言う魚を飼っていたのだそうだ。50㎝ほどに成長したというから凄いね。これは元々彼の私物だったけれど、あまりに大きすぎて友達に譲ったらしい。ところが、数年前、彼がここに就職してみると表に置かれていたのだとか。巡り巡って、また手元に来たというイワクつきのもの。その中は、今は小さなフナやメダカが泳いでいるだけ。
 今回は、その横の水槽の話。一昨年、パソコン講座に来ていた頃に入った魚だ。120cmの水槽に、ハタ科と思われる稚魚が数十匹群れていた。何だろうなあと思いながら見ていたのだが、去年、今年と経つうちに魚の成長とともに数がドンドン減ってきた。
 ゴンちゃんに聞くと、入っているのは超高級魚のクエで、共食いをするのでこれだけになってしまったとのこと。今は6.7匹。もう20㎝は超えてクエの風貌を示してきた。隣の大きな水槽で飼えば、クエ鍋ができるサイズになるのにねえ。

2013年2月25日月曜日

2-25 庭の芝生化計画

動き出した

 昨年の末から、庭の整備を進めてきた。表面に出たり、地中でも表層に近い所の石はかなり撤去したので見た目にはきれいな感じになった。ただ、土を均したりしていると刃先に抵抗を感じ、そこを掘ってみると、とんでもなく大きな石が出てくる状態が続いている。立春も過ぎ、一番寒いところは過ぎたようなので、思い切って庭の芝生化計画を前進させることにした。植え方は色色る。一番金のかかる張り方は、全面に敷き詰めるベタ張りだ。これだと張った時から完成されている。30㎝角が9枚で1セットになっている。ちなみに498円。この方法で張ったとしたら、想像もつかない程の高額になるだろう。お金をかけないで張るには、昨年実施した小学校のがベターだろう。地面に縦横50㎝の方眼を作り、その接点に苗を植えるという方式。この方式だと、600片もあれば大丈夫だろう。苗をノコギリで3、4㎝の四角に切り、それをポット苗に植え付けていく。切ってみると、それほど芝は要らない。2束買ったのだが、1束で十分みたいだ。とりあえず、できるところまでやってみた。今日残したところは明日することにしよう。心配なのは霜が降りることだ。1か月ほどポットで育て、根がしっかりと付いたら地植えとなる。あと1か月は庭の草の始末をしておかなと。順調にいけば、夏ごろには芝がビッシリと生えているはずだが・・・
 
自然は敏感
 
 秋に、道路からの目隠しに植えてたボックスツリーが冬になって葉っぱが茶色に変色していた。それが暫く前から少しずつ以前の緑色を取り戻しつつある。いっちゃんからは、さんざん皮肉をいわれていた。「枯れちゃったんじゃないの」とか「茶色くて見苦しい」とか。茶色の葉っぱが落ちて、新しい緑の葉っぱが出てくるのかと思っていたら、茶色だった葉が緑色に変わってきただけのことらしい。よく見ると、小さな花のようなものをつけている。寒い内に準備をして、暖かくなったら一気に咲いてくるのかな。

2013年2月24日日曜日

2-24 おもしろらんど 春まつり

今年も参加

 春と夏に青少年の家で行われる、恒例の「おもしろらんど 春まつり」が今日あった。出し物は色々、玄関正面の広場では「餅つき」や木工作りコーナー。野外ステージでは地元の小学校児童の合唱やジャズダンス、エレキバンド、地元出身のプロミュージシャンなどが登場して盛り上がった。折からの寒波の影響で、冷たい風が吹いていたが、寒さも何のその、大勢の観客が訪れた。
今回で3回目となる書道体験講座。毎回違う切り口でと考えて、今回は「象形文字」→「篆書」を取り上げた。小学1年で習う80文字の漢字のうち、象形は39文字あるが、その中のイメージしやすい15文字ほどを取り上げて解説して、書かせるという形をとった。いつも思うことだが、低学年の子どもの方が、頭が柔らかくて面白い字を書く。本人たちは、それが良いとは理解していないが。逆に塾に通って、しっかりと書き込んだ子のは整い過ぎて面白味に欠けるものが多い。指導者は難しいね。

きいちゃん

 再来年、2015年に和歌山国体が開かれる。高校の時に和歌山国体が開かれたから、それ以来となる。大きなイベントがあると様々な所に影響が及ぶ。和歌山県の高速道路は、現在田辺市まで来ている。それが国体開催時には串本町の隣町まで延びることになっている。ここまで来れば、大阪まで行くのが相当楽になるはずだ。ただ、それより南には期待できない・・・
春まつりの会場に、国体を盛り上げようと関係者がPRに来ていた。和歌山国体のマスコットは、紀州犬に因んで「きいちゃん」というらしい。着ぐるみの「きいちゃん」が書道講座に訪れて、名前を書いてほしいとのお願い。半紙に書いてあげた。それを持ってPR活動に向かった。このマスコット、頭が大きすぎて入口から中に入れずに廊下でポーズとなった。

2013年2月22日金曜日

2-22 見事な夕陽

裏打ち作業に追われる

 三寒四温を繰り返して、徐々に暖かくなってくるのだろうが、この数日間は冷え込んでいる。太陽は出ているのだが、暖かな感じはしない。今日も、今度の日曜日に迫った春まつりの作品展の準備に追われた一日となった。火曜日に清書をした作品の裏打ちをした。裏打ちとは、清書の作品の裏に鳥の子という紙を糊で貼り付ける。霧を吹いて作品を湿らせ、しわを伸ばす。この時に水を使うので、書いて数日間経過したものでないと墨が散る恐れがある。そのために数日間寝かせていたわけだが。昨秋に一度経験したとは言え、試行錯誤しながらの取り組みになった。それでも今日中に全作品を裏打ちできたのでホッとした。明日は額に入れて完成なのだが、こちらも結構面倒な作業が待っている。
 
 
青少年の家の正門から
 
 夕食後、父の家から自宅に戻る時が丁度日没間近だった。いつの頃からか父は5時には夕食を食べていたようで、帰郷後もそれにあわせて食事を作っている。だから、食べて後片付けが終わっても今日ぐらい(5時40分)には戻ってくる。坂を上りきると丁度真西の方角なので、沈む前の夕陽がド~ンと飛び込んできた。そこから100mほどの所にある、青少年の家の正門前から撮った。このまま真っ直ぐ3㎞ほど走っていくと本州最南端の「望楼の芝」に着く。ここからだと海に沈む夕陽となるのだが。ちなみに、ここは「夕陽百選」に選ばれている。

2013年2月20日水曜日

2-20 今月のお題

久しぶりの作品作り

 先月から今月にかけて行事が目白押しだった。その間、上京したり北海道へ飛んだりとバタバタし、更に来週の青少年の家の春まつりが追い打ちをかけている状態だ。毎月の研究会のお題も気にはなりながら今日まで来てしまった。昨日、先輩のKさんから恒例の二人研究会をしようとの連絡があって、いよいよ焦った。が、今回のお題の法帖(手本)がないことがわかった。とりあえず今日は先輩の家に行って、先輩の作品を拝見することにした。
 先輩の自宅に伺うと、今日は串本古座高校の古座校舎のマラソン大会だという。家の前がコースになっているとのことで、まず応援をしてということになった。同じ高校なのに、行事は殆どが独立して実施している。2月1日は串本校舎だったが、串本校舎のコースの方が起伏に富んでいる。それに引き替え、こちらはほぼ平坦だから同じ距離を走るのであれば絶対楽だ。帰りに法帖のコピーをいただいた。夕食後、さっそく筆を持った。
 今回のお題は、木簡。1974年に長沙から出土した、「馬王堆3号漢墓」の中の一つ。木か竹の簡に墨書されているのだが、2000年以上も埋もれており、しかも文字が小さい。老眼になってきているので、それを見ながら書くことは骨が折れた。
 
今日の庭
 
 
 
 
 
 
 
 
 二日続けて雨が降ったので、庭は水分を吸って、かなり緩い状態になっていた。今朝起きて、庭を見て、また驚いた。先日は一面の霜柱だったが、今日は雪でもないのに一面に白く光っている。霜柱ではなく、凍っているようだ。庭だけ見ると真冬だ。でも真冬には、こんな光景は見なかったけれど。太陽が昇ると気温が上昇するので、すぐに土色に戻った。

2013年2月19日火曜日

2-19 便利グッズ

昨日からの雨が上がらない。天気予報では、曇となっていたのだが結局一日中降った。夕方になって、やっと傘をささなくてもよくなった。今日は、青少年の家のスタッフの作品締切日。一時間で仕上げるというのは大変だったが、集中して頑張った。納得がいかず、2時間粘った人もいたが、はたしてどうか? 長く書いても集中力の問題もあるから厳しいのだが、書くことによって納得できるとしたら、まあいいか。沢山書くことは、今回のには生きなくても将来への貯金ということで。

バスピロー
 以前、沼津の沖にある淡島というホテルに泊まったことがある。ホテルに行くには船に乗っていくので旅情満点なホテルだ。露天風呂からは駿河湾越しに富士山が眺められるという景観を楽しむことができる。そのホテルの部屋風呂にはバスピローがあった。使用してみたが、これがなかなか気持ちがよくて眠ってしまいそうな感じだった。ホテルでも販売していて、たしか3000円だったかな。当時、自宅の風呂は大きくなかったので、手足を伸ばしてという感じでは入れなかったから買わなかった。帰郷して、新しく家を建てる時に、こだわったのが風呂。とにかくユッタリと入れる風呂をということで。湯に入って頭を浴槽の端に置いて手足は伸ばせるが、硬いので気持ちよくない。そこで、そのホテルの枕を思い出した。ネットで検索すると、色々とあることが分かった。それで選んだのか、これ。有ると無いとでは大違い。お風呂が更に楽しくなった。

2013年2月18日月曜日

2-18 春の嵐

一日中大荒れ

 朝起きると、外はすでに大風。外の水道の脇に置いてあったバケツは庭の隅まで吹き飛ばされていた。ただ、昨日の朝の冷え込みに比べると、異様に生暖かな感じだ。気象情報を見ると、今日の最低気温は9度で、昨日に比べると8度も高い訳だから。雨なのに最高気温は18度もあったそうだが、体感気温はそんなに感じなかった。逆に肌寒くてエアコンを付けていたほどだから。昨年は忙しくてできなかったけれど、一昨年の雨が降れば朝風呂を思い出した。昨日のソフトボールの筋肉疲労にもいいかなと。急に思い立ったので、Hちゃんを誘う暇もなく出かけた。珍しく、今日は先客が3人もいた。なかなか盛況だ(ironyではなくて)と思いながら湯船に。久しぶりの温泉は気持ちいい!脚をどんなに伸ばしても問題なし。「泳いではダメ」という看板が分かる気がする。結局、途中からは一人ぼっちになってしまった。サッパリとした気分で一日が過ごせた。やっぱり雨の日は、これに限る!!
 
 
同じ品種でも???
 
 温泉の帰りにA-coopに寄って、食材を買った。キビナゴ、アジ、チビキ(本名はハチビキという)、アオリイカ、アカイカ、サバ・・・同じ魚種でも串本産というシールが貼ってあるものと無いものがある。キビナゴとアカイカは串本産と長崎産があった。ただ、長崎の方が運送費がかかるのに安い。アカイカは100gあたり、158円と188円。キビナゴは138円と158円だった。どうせ買うなら地元の方が新鮮だから串本産を買った。夕食の一品になったが、ジャガイモと煮たら柔らかくて美味しかった。

2013年2月17日日曜日

2-17 再び寒波

庭一面の霜

 昨夜の天気予報でも、今日の朝は冷えると言っていた。近畿圏の最低気温が、潮岬を除いて軒並み氷点下の予報だった。起きて庭を見ると、一面土が盛り上がっていて氷の柱が見える。この冬は何度も霜柱を見ているが、今朝のが一番スケールがデカい。本当に庭一面がそうなっていた。薄い氷も張っていたし・・・昨秋、庭の周りに植えてたボックスウッドが寒くなるにつれて、葉っぱ全体が冬枯れのような茶色になっていたのだが、立春を過ぎて暖かい日が増えてきたせいか緑色を取り戻しつつあったのだが、この寒波でまた茶色く変色してしまうのかな~
 
小樽での買い物
 
 先日の北海道旅行で、唯一買ったものがある。それは、小樽に行った時、北一ガラスという店で、ドイツの職人が作ったという「ガラスペン」だ。以前に情報誌でその存在を知っていたのだが、ここで巡り合うとは。ペン先から全てガラス製で、職人が一本一本作るので、一つとして同じものがない。当然書き味も太さも全て違う。自分の好みの太さであったり持ち具合であったりを試して買った。ガラスのペン先には波模様の溝があり、そこにインクを貯めておけるから、一度付ければハガキ一枚ぐらいは書ききれるので、実用的にもいい。ただガラス製品だけに取り扱いには注意しないと。

2013年2月15日金曜日

2-15 庭の様子

ヒヤシンスに続いて

 天気予報より早く、起きた時には既に本降りとなっていた。庭は所々泥濘になるほどだ。これだけ降れば、北海道だったら積もるだろうなあなんて考えたりして。昼ごろには雨脚は弱まり、夕方には青空も出てきた。気温が割と高めだったので、春の雨という感じだった。海岸通りを傘も差さないで走る自転車の若者がいたが、これはさすがに無茶だよ。風邪を引くぞ。
先日、庭のヒヤシンスを話題にしたが、今日はその隣に小さなムスカリを発見した。背丈も低いが、花もすごく小粒だ。地面に這いつくばって咲いている。ホームセンターで咲いているのを買ってきたものは、スラリとしているのに。寒さに耐えてという感じがして良い。


アシタバも元気
垣根の下にアシタバの株があるのだが、この植物は強い。「明日葉」の名の通り、切っても切っても復活する、というよりも前にも増して勢いが出るようだ。すでに若葉が次から次に出てきている。去年よりも株が大きくなっている。ただ、寒い中で芽を出すからだろうか、春のような柔らかな新芽ではない。これは食べてもおいしくなさそうだ。
 これを書いていてセリのことを思い出した。スーパーに売られているセリは水耕栽培が多く、スラリとしていて三つ葉みたいだが、自然の田んぼの畔などに生えている春先のものは、地面に這っている。見た目は良くないけれど、食べるとスーパーには無い野性味を感じる。香りも強く、独特のクセもあるが、美味い。この時期のアシタバもこんな感じなのだろうか。食べる機会があれば、レポートすることにする。

2013年2月14日木曜日

2-14 今年も現れた

鵜の大群

 昨シーズンは、冬の訪れとともに現れた鵜の大群。今年は現れないなあと思っていたら、現れた。今年は新年から多忙を極めたので、今日が米屋の初出勤となった。家から海岸線を串本方向に向かっていると、海面に何やら沢山の黒い物体。もしかしてと思って確認すると鵜だった。優に百羽は超えている。漁の最中のようだった。鵜が集まるということは、海中には餌となる小魚が豊富に泳いでいるのだろう。去年も思ったのだが、どこから来て、どこに去るのだろう。他の時期には一羽も見かけないのだから。昨年も急にいなくなったけれど。さて、今年はいつまでいるのだろうか。
 
春祭りの準備
 

作品の大きさに合わせて
2月24日(日)は、潮岬青少年の家の恒例の行事、春まつりの日だ。職員一同の第一回書道展を予定しているので、その練習の締め切りが2月19日となる。その後、作品を裏打ちしたり、額に入れたりと忙しい。それから、馬子にも衣装のように、作品には落款が大事なので、それぞれの印を作ることにした。本当は、講座の中で篆刻もさせようと思っていたのだが、時間が足りなかったので、今回はこちらで用意することにした。久しぶりの篆刻で、しかも一時に10数個作ったので、いささか疲れた。出来栄えはともかく、作品に朱が入るとグッと引き立つから面白い。

2013年2月13日水曜日

2-13 北海道は寒かった

最高気温が氷点下!
 所用で札幌行ってきた。関西空港から久しぶりの飛行機だ。いっちゃんは30年ぶりぐらい。旅行は好きだけど飛行機は嫌いと公言しているぐらいで、ヨーロッパも船だったら行ってもいいなあ、なんて言ってる。そのくせ、船酔いもするんだけど・・・約2時間のフライト。殆ど揺れずに一安心。到着して外気に当たるとヤッパリ寒い!!!ホテルにチェックイン後、雪祭りを見に来た訳ではないが、時間があったので地下鉄で一つの大通り駅の雪祭り会場に行ってみた。34年前、新婚旅行を兼ねて北海道旅行をした時は、夏の大通りを散歩したが、今回は雪の大通りだ。例年になく雪が多いとのことで、本当に銀世界だった。ただ、雪用の靴を履いてなかったので、段々と下から冷えてきた。それに雪が踏み固められてアイスバーン化して滑りやすい場所もあり気が抜けなかった。夕方の5時ごろだったが、電光掲示板には「-3℃」の表示。寒さに負けず、観光客で賑わっていた。3連休の期間だから当然か。初めて見たけれど、なかなか良い仕事をしていると感心した。
 
小樽は夜がいい
 用事が終わったので、翌日は一日フリーとなった。日帰りでとなれば、小樽が一番手近な場所かな~と。札幌からJRで30分ほど、620円。北海道に来て思うのは、乗り物の初乗りが高い。地下鉄は1駅、2分で200円。札幌から新千歳空港も30分程だが1040円は高いなあ。
 それはさておき、昼前に到着。生憎の雪。東京の雪のように湿ってはないのは良いが。小樽も観光客は多い。沢山の店が軒を連ねているが、小樽ガラスとケーキ屋Letao(Letaoは、ルタオと読む。ひっくり返すとオタル?の洒落? *北海道の人は、反対からの名称が好きなのか? プロバスケートボールチームは「レバンガ北海道」だし、サッカーチームは「コンサドーレ北海道」みたいに、ね)と海鮮・寿司のオンパレード。買い物好きのいっちゃんは店を梯子していく。でも「帯に短し、たすきに長し」ではないけれど、ピタッと来るのがない。「売らんかな」というのが見え見えな所も鼻に付く。歩き疲れたし、寒いし、もう帰ろうかということになったが、小樽と言えば運河周辺のランプだね~ということで、せっかく来たんだから夜まで頑張ることにした。小樽の名物だという寿司を食べた。これは美味しかった。辺りが薄暗くなり始めたので再び運河へ。観光客が昼間の三倍ほどに増えて混雑している。人ごみをかき分けて進むと運河が見えてきた。ランプが灯り幻想的な風景だ。やっぱり小樽は夜だ。ホテルに付いたら8時ごろ。長い一日だった。
 帰ってきて、今日のなんと暖かいことか。日本も案外広いよ。

2013年2月9日土曜日

2-9 リサイクル

新しい餌台

 先日、庭の真ん中に杭を立てた鳥の餌台には常に鳥が来ている。ただし、ちょっと大きめの鳥なのが残念なのだが。気になるのは、イソヒヨドリなどの鳥が常駐することになり、小さなメジロや山雀などが来にくくなっていることだ。今日は餌台から少し離れたシマトネリコの添え木にミカンを突き刺して様子を見ていたら、一羽のメジロが来たかな~と思ったら、すぐに追っ払われてしまった。餌場を何か所かに分散しなくてはいけないのかなと思い、捨てる予定だった台所の調味料入れを活用し、庭のこう側の隅にあるビシャゴの木にくくりつけた。遠目には、ちょっとオシャレな感じになった。蓋が付いているので警戒するかな~と思ったが関係なく、さっそくミカンの輪切りを入れたのだが、やっぱりこちらも大きめの鳥に占領されてしまったようだ。やっぱり小鳥しか入れないような餌場をつくるしかないのか。
 
*所用で、明日から3日間札幌に行きます。今、札幌では恒例の雪祭りが行われているので、折角だから少し覗いて帰ってこようかと思っている。でも、暖かな串本から行くと、北海道は寒いんだろうなあと、凄く心配・・・

2013年2月8日金曜日

2-8 庭の春一番

ヒヤシンスの花

 しばらく暖かい日が続いていたが、今日はまた寒い。寒の戻りというヤツか。まさしく三寒四温だ。こうして徐々に本当の(暦の上では春だが)春になっていくのかな。今日も、寒いとはいっても1月の頃の寒さに比べれば、なんとなく春めいている気がしなくもない・・・そんな中、玄関脇の土の部分に、昨秋、埼玉のT先生から送られてきたムスカリの球根を植えていた。葉っぱがだいぶ伸びてきているなあと思っていたのだが、今日ふと見ると、小さな青紫の花が一輪咲いている。寒さに負けず健気に咲いている。でも、全部ムスカリかと思ったが、これはヒヤシンスだ。混じっていたのかな。葉っぱを見てもムスカリではない。と思って確認したら、ムスカリの多くの葉っぱ中にヒヤシンスの株が混在しているようだ。ムスカリの方はもうしばらく日数がかかりそうだ。
 
最近よく見かける鳥
 

セキレイだと思う
庭に餌台を取り付けてから頻繁に訪れるのはイソヒヨドリだ。この辺の年寄りは「イソヒヨ」と呼ぶ。名前に磯という字がつくぐらいだから、本来は磯に巣を作り、磯を中心に生活する鳥なのだろう。ただ、先日ソフトボールの監督がボヤいていたが、民家に巣を作るのが増えてきて、夜になるとずうずうしくガサゴソと家の軒などで巣作りをしているらしい。我が家の庭には昼間もよく来るが、餌場を独り占めにして他の鳥が近づくと攻撃を加えている。セキレイ(?)が庭に来て、餌を探してウロウロしていたが、その餌台に近付いていくと猛烈な勢いで脅しにかかる。また、ドアを開け放していたら、中を窺い、隙あらば餌を失敬しようとしているようだ。なかなか気の抜けない鳥だ。雄は割と美しい色をしているのだが・・・折角餌場を作ったけれど小さな鳥は寄りつけないのが残念だ。

2013年2月7日木曜日

2-7 ポンカン、今が旬

無人販売所
 串本町に重畳山(かさねやま)という山がある。以前にも紹介した山だが、標高302m。串本側から見ると円錐形をしたきれいな稜線が見える。その山麓は、「ポンカン」の栽培が盛んだ。「重畳山のポンカン」として結構、名が通っている。行きつけのnagiというパン屋の敷地の脇に無人販売所が設けてあり、この時期になるとポンカンを販売している。国道42号線沿いにも無人販売所は点在するのだが、知っている限りでは多分ここが一番安い。ビニールの袋に9~10個入って100円。一袋が1kgの重さだ。ここで売られているのは小粒だから、たぶん流通ルートには乗らないので、この価格かもしれない。先日、試しに買ってみたのだが、これが甘味があって美味い。A-coopなどでも売られているが、5kg入り一箱2000円ぐらいしているから、ここの値段は驚異的だ。知り合いに送ったところ、送料の方が高いのだから・・・
 今日nagiの奥さんに、この販売所の方は親戚なの?と聞いたら、叔父さんの友達なのだと言っていた。正月過ぎの収穫が始まった頃に戴くのだが、その頃よりも今の時期の方が甘くなっていて美味しいということだった。やっぱり今が旬なんだ。欲しい方、いませんか?

2013年2月6日水曜日

2-6 ソロモン諸島でM8の大地震

津波注意報
 今日の午前中に起きた大地震。ソロモン諸島とはどこにあるのだろうと地図で調べた。ニューギニア島やオーストラリアに近い島国だった。テレビ東京で「ソロモン流」とかいうテレビ番組があったから、ソロモンという語は知っていたけど島とは関係がないね。海の近くの店で買い物をしていたら、町の放送で、「14時41分に、津波注意報が出されたので海に近づかないように」という。串本への到達予想は18時で、高さは50cmだったけれど、来たのかどうか。新居への帰り、湾内を見たが静かなものだ。
 
防災センター
 近い将来、起こるであろう地震による津波を想定し、消防署も含め、総合的な防災センターがサンナンタンの高台にできた。今までの消防署は埋め立て地にあり海抜2m台だ。震災が起きた時には中心になって動かなくてはならないから、高台への移転は歓迎だ。それに対して警察署。数年前に新築したのだが、場所が前の消防署と同じような高さの土地だ。建設する前に高台移転の話は出なかったのか・・・再度移転するという話も聞こえてくるけれど、税金の無駄遣いだよ。
 
岩海苔
 2月には「海苔の口開け」があった。昔は大勢(村中総出という感じ)で海苔を採りにいったのだが、最近は採っている人を見かけない。ヒジキやテングサは採った後、乾燥して出荷すれば現金収入になるのに対し、海苔はあるのか? しかも四角い海苔の形にするには手間がかかるので敬遠するのだろう。スーパーで買ってもそんなに高くはないし、ということか。久しぶりに磯に出てみたら、岩の上に茶色の岩海苔が、だいぶ伸びているのが見えた。昔に比べると岩海苔の生えている場所が減ったように思う。一人だったらそこそこ収穫できるが、大勢でとなるとだめだね。

2013年2月4日月曜日

2-4 春の雨

従兄弟のお見舞い
 今日は立春。暦の上では春だ。文字通り、今日は暖かくて雨が降ったのに全然寒くなかった。4日前に、突然救急車で運ばれて緊急手術をした従兄弟の見舞いに行った。父は9人兄弟なので、伯父・伯母・叔父・叔母や従兄弟がたくさんいる。今日も父と伯母、叔母、従兄弟など総勢6人を乗せて行った。父は下から3番目だから、従兄弟と言っても叔母さんより年長の人もいるから面白い。入院している従兄弟は十二指腸に穴が開いたという。地元の串本病院ではなく、新宮市の医療センターに搬送されたのは正解かもしれない。新しく、近代的な病院で、外来の患者も大勢いた。デパートのように、1階中央に総合案内所があるのは親切だと思った。(大きな病院はどこでもそうか)従兄弟は案外元気で、十二指腸よりもメスを入れられた皮膚が痛いと顔をしかめていた。まあ大事にならずに良かった。
 
 
牡蠣が届いた

80個ぐらい入ってた
 大学の後輩で、岡山の高校で教員をしているS君が送ってくれた。牡蠣は広島は全国ブランドだが、彼に言わせると岡山の牡蠣も広島に負けてないよとのこと。いつもこの時期になると忘れずに送ってくれる。10年ほど前は、お互い進路指導部長として情報交換をしていたのだが、その後、教頭になり、数年前には遂に校長になった。適当にしておくことが嫌いな性分は経営サイドからしてみると頼もしいはずだ。ただ、電話で話をすると、その責任の重さに肉体的にも精神的にもキツイと零している。リタイヤして、責任感のない発言になるが、定年まで勤め上げるのは基本だと思うが、健康あっての老後だ。そろそろ退職後の夫婦で過ごす暮らしを本気で考えたらいいと思うよ。倒れても誰も面倒は見てくれない、頼りになるのは家族だよ、と言っておこう。
 さっそく鍋にドッサリ入れて茹で、アツアツをいただいた。もう最高だ!

2013年2月3日日曜日

2-3 節分

鬼は~外~    
 明日の立春を先取りしたようなポカポカ陽気になった。午後からのソフトボールの練習も気持ちよく汗をかくことができた。暖かくなると体も自然と動くようになるから不思議だ。今年になって一番の参加人数となったので、紅白戦をした。自分が入り、ウインドミルで投げる本格的なピッチャーが二人になったから、試合はいつも投手戦の様相を呈する。今日も5回までで1対2だった。
夕食後、節分だったことを思い出した。昨日買っておいた豆を、今年は周りに気兼ねすることなく『鬼は~外~』と盛大に撒いておいた。明日は鳥たちが大勢食べに来ることだろう。




ボランティア
 朝からチェーンソーの音が響いていた。どこの木を伐っているのだろうか、日曜日なのにと思っていた。所用でお寺の駐車場のそばを通ったら、各組の区長さんたちが総出で大きくなった木を伐り倒していた。木が大きくなって下の家が危なくなったことと、大きくなると上のほうばかり繁って、下部は疎らになって防風の役目をしなったかららしい。最初、業者に見積もりを出してもらったら「30万円」ということで、予算がない。ならばみんなで伐ろうかということに決定したらしい。田舎の人たちの凄いところは、何でも自分たちでできてしまう。しかも家庭に色々な機械を常備している。今回もチェーンソーが何台もあった。工務店をしているS君はトラックなどの重機を出している。ガソリン代ぐらいは出すのだろうがすべてボランティアだ。半日できれいに刈られてしまった。杉や檜は伐ってしまうと再生はしないが、このような雑木は伐られたところから枝を出してくるから、10年もたてば十分な防風林になることだろう。
 

2013年2月2日土曜日

2-2 天気予報通り

暴風雨のち快晴+温度急上昇
 昨日の天気予報通り、未明から雷と暴風雨に見舞われた。朝、玄関の戸を開けて外の様子を確認した。南西の方からの風なので生暖かい。台風の時の感じに似ている。その暴風雨も9時前には収束し、日差しが出てきた。日差しも手伝って、気温がどんどん上昇し、この季節では考えられない温度となった。今日は、どの地方でも同じように気温が上昇したらしいが。また明日からは少し冷え込むという予報だから、体調を崩さないようにしないと。昨日、庭を耕運機で掘り起こしてあったのだが、大雨の影響で土がボコボコになってしまった。石ころを随分取り除いたはずなのに、表面の細かな土は流されて、下の石ころが顔を出したみたい。きれいな庭になるまでは、まだまだ時間がかかりそうだ、トホホ
 
串本駅のキオスク
 今日、行きつけの喫茶店に入って、地方新聞である『紀伊民報』を見た。似たような新聞で『熊野新聞』というのもある。地方新聞は、ローカルなことが実に詳しく載っているのでおもしろい。同じ地区にお住まいのアマチュアカメラマンのSさんの記事もあった。何かの写真展で最優秀賞を受賞されたということで、その受賞作の写真が掲載されていた。
 その記事のそばに、串本駅の構内の売店の話題が出ていた。東日本の大震災や南紀を襲った水害による不通区間などの影響により、観光客が減った。その影響により、10か月前にキオスクを閉めてしまった。その売店が2月1日から再開されたとのことだった。やっぱり駅には売店が必要だ。閉まっていると、それだけで寂れた感じがするからね。運営はJRではなく、観光協会に運営を委託するとのことだ。こういう方式は珍しいと書かれてあった。
 

2013年2月1日金曜日

2-1 校内持久走大会

コンディション(condition)は絶好
まばらだ
今朝は少し雲があったので、冷え込みは少なかったので走る方も見る方も絶好のコンディションだった。朝食後、中途半端に残っている庭に耕運機をかけた。相変わらず石がたくさん出てくる。後少しというところで役場からの放送があった。「串本古座高校では、10時30分からマラソン大会をします」という案内。応援しない訳にはいかないと、庭仕事を中止した。我が家のすぐ近くの空き地が女子のチェックと給水ポイントとなっている。昨日も述べたが、男子は潮岬を一周、女子は途中でショートカットして、我家の庭の角で男子と合流するので応援の場所としては最高だ。進路指導部のM先生がチェッカーで来ていたので「久しぶりですね~」と挨拶をする。いつの頃からか、3年生が(受験で忙しいからか?)参加しなくなった。ただでさえ人数が減っているのに1.2年だけでは男女各々100名程、ラッシュになることはない。写真を撮っても、1ショットに多くて5.6名だ。応援に来た年寄りたちは、持久走の思い出を語っていた。一番高齢の80歳ぐらいの方は、戦時中だったから持久走はなかった。でも自分たちより3学年ほど上の人は、那智の駅から走らされたと。那智からだと30㎞近くはあるだろう。また、70歳ぐらいの方は、それより短く田原の駅からだったと。ここだと15~20㎞の間だろう。自分の頃はほぼ今のコースだ。周遊道路が開通したお蔭で、このコースは変わることはないだろう。とはいえ、那智や田原は坂道が少ないのに比べ、潮岬一周コースはハードだ。80mと50mの高さまで2回上り下りがあり、小刻みなアップダウンも繰り返しあるのだから。

鳥の餌台
 庭の木々に色々な鳥が飛んできて停まっているのを良く見かける。ただ木々までは少し距離があるので観察しにくい。バードウォッチング用の大きな双眼鏡でもあれば別だが・・・それではと、窓の近くに植木鉢を備え付け、そこへ竹の枝を挿して、それにミカンを挿したりしていたが少々不格好だった。ここは、ちゃんとした鳥用の餌台を作らなければと思い立った。といっても、庭に棒杭を埋め込んで、その上に板を打ち付けただけなのだが、見た目にはそれらしく見えている。最初は警戒していたのか寄って来なかったけれど、大丈夫だと分かると停まっていくようになった。弱肉強食は世の常。小さな雀やメジロ、山雀などが来ても、すぐに百舌鳥(?)やイソヒヨドリなどの少し大きめの鳥に追っ払われてしまう。小鳥用に何か考えないと。
今日の客は「イソヒヨドリ」のオス