2014年1月31日金曜日

1-31 もう一月過ぎた!

1月は早かった

 昨日は久しぶりに一日中雨降り。しかも冬の雨らしくなく、豪雨。気温は高めだったから「冬の雨」には程遠い。今日も早朝からの出勤となったが、雨が強いと運転がしづらい。
 帰り道は特にひどく、途中、ワイパーを最速にしても前が見えにくくなるほどの降りだった。ずっとカラカラ天気だったので、植物たちには恵みの雨となったようだ。
 今日は、初めての試み。いっちゃん画伯の絵日記を拝借しました。写真とは違って、なかなか味があっておもしろい。


庭の花たち

 先日紹介したクリスマスローズが開花した。花びらの外と内は違い、外側はワインレッドだが、中は白地に薄いピンクが入っていた。蕾がいくつかあるので、これから次々に咲いてきそうだ。
 庭の芝生の中に、こんな小さな花を見つけた。ホトケノザだけれど、もの凄く小さい。草取りをしているので、背丈が短い内に花芽をつけたようだ。逞しい!
 もう一つは、ナスタチウム。夏から咲き続け、真冬になっても水さえ枯らさなければ次々に花を咲かせている。葉っぱは多少寒さ負けをしている部分もあるけれど、こちらも逞しい。

2014年1月29日水曜日

1-29 やっぱり、きよもん湯

さすが! きよもん湯

今日も仕事帰りに湯川温泉で途中下車した。先日入った「桜湯」が気に入ったので、そこへ行ったら「本日休業」の看板が掛けられていた。湯の温度が、「ゆりの山温泉」が37.6℃、「きよもん湯」が40.8度、「四季の郷温泉」は36.8度となっているパソコン情報を思い出した。随分前に一度「きよもん湯」に入ったことがあるのだが、その時の印象が温い感じがしていたのだが、3湯の中では高温ということで、今日は「きよもん湯」にした。
6時20分ごろ
 結果から言うと、さすが「紀州の名湯」、かの郷土の文豪「佐藤春夫」が命名したという温泉だけのことはある。温くもなく熱くもない適温。しかもアルカリ特有のヌルヌル感がたまらない。風呂の内部も清潔で言うことなし。お客さんは2名だけで伸び伸びと入ることができた。シャンプーなどが完備しているので500円は妥当なところだ。営業時間が午後からなのがちょっと・・・残念ではあるが。でも、また来たい温泉だ。

月と金星

 今朝は1時間目からの授業だから、早起きした。支度を整えて、実家へ下りるのに外に出た。まだ夜が白み始めた時間で、月と横に宵の明星(金星)がきれいに輝いていた。快晴の空に、まだ夜の色と、月と金星の黄色がきれいだった。
 スローシャッターなので、手振れしないように撮るのが大変だった。

2014年1月27日月曜日

1-27 庭に花が

クリスマスローズの蕾

一昨年、コメリでクリスマスローズの苗を5種類買ってきて庭に植えた。小さな鉢だったが、地植えにしたら随分大きく育っているのだが、葉っぱばかりで花が今年も咲かないのかなと思いながら、葉っぱの下をきれいにしていたら、何と一株だけ花の蕾が大きくなっている! 赤紫色の花のようで、もう少ししたら開花しそうだ。
 クリスマスローズも改良が進んでいるようで、昔は地味な花色だと思っていたけれど、どうしてどうして、華やかな感じの色で楽しみだ。





朝の鯛島

串本町古座の沖にある島で、左手の島は全体に四角っぽく、てっぺんの木がちょうど鯨の噴水のようになっている。その右にある島が「鯛島」という。左側の四角い大きな島を鯛島かと勘違いしていた。先日、紀伊民報を見ていて、そのことがわかった。「鯛島からの朝日」という写真が掲載されていたのだ。島には穴が開いていて、ちょうど鯛の目の雰囲気になっている。
 そこを通る時に写したのだが、左手に、難破した船を引き揚げるために向かうサルベージ船も写った。この船は、串本の港に係留されていて、朝になるとこうして出勤し、夕方になると港に戻るらしい。

2014年1月25日土曜日

1-25 望楼の芝焼きの予定が

天候不良により延期だって

芝は誰もいない
ブルーシートの下は竹ひご
 1月25日は、望楼の芝での「本州最南端の火祭り」の開催予定日だった。ところが、気象庁の予報から、天候不良になるということで来週に延期となった。ところが、夜になっても雨も降らなければ風も吹かない。天気予報が大外れということになってしまった。主催者としては、ただ芝を焼くだけではなく、餅つきなどの振舞いの用意などで天候悪化を恐れたからだろう。
 夕方、芝へ見に行ったけれど、そういうことだから閑散としていた。その帰り、青少年の家の前を通ったら明かりがついて、何やら催しをしているようなので、野次馬で見に行った。主任のDさんに話を聞いたら、「ウインターキャンプ」と銘打って、1泊2日の体験学習に県内の小学生30名弱が参加しているとのこと。中には春、夏のキャンプにも参加しているベテランの子もいるらしい。
 今回の最大の催しは、芝焼きの見学にあったというから子供たちも残念だたかもしれない。それでも、夕食の飯盒炊爨や明日の朝食のパン作りなどの体験があるので、子どもたちは生き生きとしていた。
自作のドラム缶のストーブ
自炊場で明日の準備
 また、夜中には暴風雨になる見込みなので、体育館にテントを設営していた。その中に、一際大きな、ブルーシートで覆った、ドームがあった。昨夜、ここでバドミントンをした時は、竹の骨組みだったのだが、今日は、きれいに覆われていた。中でプラネタリウムをするとのこと。この竹製のドーム、高さが3メートル以上もあり立派だ。緊急時、テント代わりには十分役立ちそうだ。

2014年1月24日金曜日

1-24 今、ユリ!?





1等賞金は1万円也
 
 フェイスブックを見ていたら、長崎に住むKさんが、年賀はがきの抽選で1等が当たったと記してあった。身近で1等が当たったというのは初めてで、本当に当たるんだというのが実感。ただ、1等は賞金1万円だと聞いて、それもビックリ(なんかショボイ・・・)。今年から、以前の豪華景品はではなくなったらしい。そんな訳で、当たりの本数が増えたからか。もしかしてと自分のも調べてみたが、ダメ。でも3等の切手が9枚もあったのにも驚いた。

百合が咲いていた

ここのところ晴天が続いている。今日は朝から気温が高めだったから、ちょっと用事で散歩をしたら汗ばんだ。最高気温が15℃を超えたから、日中は上着も要らなかった。
 散歩している途中で見つけたのが百合の花。百合と言えば夏の花だと思ったけれど、この時期に、しっかりと咲いている。冬に咲く種類の百合は聞いたことがない。どうなっているのだろうかね。


水仙が満開


 実家の近くにある「恵比寿様」。ここには誰が植えたのか、水仙が群落になっている。そして毎年その数を増やしているようだ。
 満開で、今が見頃だ。樫野崎灯台の所に行けば、更に大きな群落が見えるのだけれど。今年は見に行ってない。

2014年1月23日木曜日

1-23 芝は枯れても・・・

雑草は元気!

雑草が点々と
新年の声を聞いた頃から徐々に庭の芝が枯草色に変わってきた。いくら温暖な串本でも、やっぱりこの時期に緑色にしておくのは無理なようだ。冬芝の種を蒔けば緑色を維持するらしい。出雲小学校の校庭は、昨年の冬は青々としていた。校長に聞いたら冬芝の種を蒔いたというこだった。この冬は予算がないので断念したのだとか。また、冬芝を蒔くと、夏芝にはあまり良くないとも言っていた。やはり自然にまかせるのが一番なのか。
 芝は枯草色だが、点々と緑色が見える。雑草だ。夏のように勢いよくは成長しないけれど、次から次に芽をだしてくるのには参る。そろそろKさんにいただいた、芝の栄養剤と雑草枯らしの入った薬を撒く時期が来たかな。

2014年1月22日水曜日

1-22 小松菜の間引き

小松菜を間引いた

だいぶ成長していた
先日、間引こうかと思案した小松菜。いっちゃんからも間引いて! という発言があった。今週は今日から高校の方は休み。父はデイサービスに行ったから、午後は割と寛げたので、その合い間に間引くことにした。寒冷紗をめくると、葉っぱがギッシリと密集している。適当に摘み取ったが、アッという間に1食分の量が採れたので本日の打ち止めとした。
 夕食に湯がいたのだが、少し湯がきすぎて小松菜のシャキシャキ感が無くなっていたのは残念だった。沢山あるので、また明日も引き抜いてみよう。無農薬で青虫も付いてないのは嬉しい。


多肉植物の寄せ植え

色んな品種があります
 いっちゃんは多肉植物が好きだ。この前の日曜日の「趣味の園芸」で、この多肉植物のコーナーがあった。偶然それを見ていたら、さっそく買いに行こうということになり、近くのコメリへ。テレビで紹介されたような品種は置いてない。やっぱり田舎の悲しさか。それでも何種類かゲットして帰ってきた。さっそく鉢へ寄せ植えとなった。多肉植物は、この時期なら水やりも1か月に1、2度でよく、日当たりの良い場所に置いておけば元気に育つから楽な植物だ。サボテンと同じで、一部を切り取って土の上に置いておけば、根が出て育つらしい。逆に増えすぎて困るかも。この時期は赤く紅葉している品種もあってカラフルだ。



2014年1月20日月曜日

1-20 南紀会総会

初参加

 串本に帰郷してから、この団体の存在は知っていた。先輩のKさんからも、「入ったら?」と誘われ続けていた。昨年の夏、母校の県人書道展に初めて出品した時に、南紀会の会長の先生にお会いした。その時も、入るように強く勧められ、今回の参加となった。「南紀会」は、その名の通り、南紀の書道、特に書塾を運営している先生方が中心となった集まりだ。新宮市を中心にして、その近辺方が多い。串本町の方は少ない。
 その総会と懇親会が昨日あった。場所は、今年の幹事の決めた「かつうら御苑」。昨年の暮れに新翔高校の忘年会が行われた所だ。前回は電車の関係で、ユックリと湯に入れなかった。今回は総会と懇親会の間が長くあったので、ユックリ、のんびり入ることができた。なかなか良い温泉だった。懇親会場もまったく同じ場所。座席はくじ引きなのだが、前回も確か25番だったような。奇遇だ。
 会員名簿を見ると、会員は42名。懇親会への参加者は29名だったから出席状況は良好だ。入会してみて驚いたのは、圧倒的に女性が多い。しかも、かなりな年配だ。男性は、会長と同門の先輩のKさんとWさん。他に2名だから、自分も入れて6名だ。入会したものの、もう少し下調べをしておくのだったと、ちょっと後悔が入った。

2014年1月18日土曜日

1-18 冬の家庭菜園

 傍の青少年の家では、ほぼ毎週土曜日になるとグランドゴルフの大会が開催される。今日も朝から多くの車で広い駐車場は埋まり、入りきれない車両が出るほどの大入り。300名近くの参加者があったらしい。大会を運営する方も大変だが、参加者も元気だ。殆んど(たぶん全員)年金受給者なのに寒さも何のそのだ。若者よりもパワーがある。
 若者と言えば、今日からセンター入試だ。50数万人の受験者だとか。早く春が来ればいいのに。

小松菜の密生

5㎝よりは大きそうだ
昨年の暮れに蒔いた小松菜とホウレンソウは、現在小松菜が順調な生育を見せている。蒔いた種が全部発芽したのではないかと思うぐらい、密集して生育している。そろそろ間引きをする時期にきている。今日の昼の一品にしようかなと考えたが、まだ5㎝ぐらいなので、もう少し大きくしてからにようかなと思い直し摘み取らなかった。今年は寒冷紗をしているので、寒さ対策も万全。しかも虫をシャットアウトしているので、今の所完璧だ。




多肉植物

先日コメリに行った。観葉植物の中に、多肉植物のコーナーがあった。葉の形と、そのネーミングに魅かれて買った。その名も「マサイの矢じり」。マサイ族の矢じりは見たことはないが、「言いえて妙」だ。

2014年1月16日木曜日

1-16 4つ目の温泉 

朝日を撮った


こちらの方がクリアだ
ポイントは最高なのだが・・・
木曜日は1時間目の授業があるので、早起きして早く出る。この時期は丁度日の出の時間と重なる。いつも水平線の辺りに雲があるので、太陽が顔を出すのは10分ぐらいは遅い。今日も7時10分前に家を出発した。しばらく行くとバックミラーに太陽が入ってきて眩しい。見るといい感じで昇ってきている。良いポントに車を停めて写真撮影をした。
 串本港から大島方面、串本大橋と太陽を入れてみた。太陽がしっかり出ているので、逆光になるのは仕方がないことか・・・
 そこで撮って再び車を走らせる。橋杭岩まで行くと、こちらも絶好だ。昨日、埼玉のYさんとのメールをしている時、Yさんの家のカレンダーの1月が橋杭岩だということだった。それではと、携帯で撮って送信してやった。ここに載せたのも自分の携帯からだから、デジカメと比べると、画質がよろしくない。
 橋杭岩からの太陽は、大島の上から出るので港の所より数分遅かったから丁度良い感じで撮ることができた。

湯川温泉~4つ目の湯

 木曜日は1時間目だけの授業なので、すぐに退勤となる。湯川温泉には立ち寄り湯が何軒かあるので、よく途中下車する。今日は前から気になっていた温泉に入ることにした。これまでに「きよもん湯」、「四季の郷温泉」、「ゆりの山温泉」には入った。入浴料は、ゆりの山温泉だけが300円で、残りは500円。結構利用するので、200円の差は大きい。なぜ安いのかと言うと、ここだけはシャンプーなどを置いてないからだ。湯に入るだけなら、それで十分なので、最近はいつもここに入る。ただ、この3湯は全てお湯がぬるい。そんな訳で、今日の体験となった。4つ目は「桜湯」。入浴料は500円だった。入ってみると誰もいない。貸切だ。なによりも湯の温度が丁度いい。しかも清潔だ。驚いたのはシャワーの勢いの良さ。今まで経験したことのない強さだった。髪を洗うと、髪が全部抜けてしまうのではないかという感じ。髪の薄い人には恐怖だよ。毎回500円はキツいけれど、たまには入ってもいいと思った。露天風呂もあるのだが、平日は入浴客が少なく採算が合わないということで湯が張ってなかったのは残念だ。貸し切りだから文句も言えないか。

2014年1月15日水曜日

1-15 救援隊

サルベージ船の出番

 昨年の暮れに座礁して転覆したサルベージ船を何とかしようということか、新たなサルベージ船が転覆船の傍に来て、何やら始めている。横倒しではなく、逆さまに近い状態だから、救援隊のサルベージ船も手を焼いているようだ。一日そこに張り付いていたけれど効果があったとは思えない。船底にも穴が開いているから、結局は、引き上げないで、この場所で解体ということになるのだろうか。
 一方、岸壁に打ちあがっていた曳航船の方は、さらに浸水して横倒しに近い状態だ。こちらは広島のドックまで持っていくと言われていたが、この状態では厳しいかな。この分では、二隻とも解体かもしれない。

大丈夫か?

 庭の生垣の中を見ると、鳩がとまっている。普通は近づくと飛び立ってしまうし、近づかなくてもカメラのレンズを向けようものなら一瞬で消える。ところが、この鳩はどうしたことか。まだ若い鳥なのか、親鳥と比較すると小ぶりなような気がする。近くに寄って観察しても飛び立つ素振りは見せないし、レンズを向けても平然としている。怖いもの知らずなのか、どこか調子が悪いのか。地面の所だから、こんな所でノンビリしていたら猫にやられてしまう。お隣のNさんの家の猫は、この辺りをよく行き来しているから。
 そういえば、今年はまだメジロが姿を現さない。物知りの年寄りと先日話をした時に、今年は山に食い物が豊富なので、メジロも山から下りてこないのだろうということだった。その証拠に、今の時期、千両や南天の赤い実は、ヒヨドリなどの鳥に食われて無くなるのに、今年はどこの庭にも赤い実が沢山付いたままだ。餌が豊富ということは、鳥たちにとって幸せなことだ。

2014年1月13日月曜日

1-13 成人式だけど

ハッピーマンデーは本当に必要?

 今日は成人の日だ。2000年にハッピーマンデーが施行されて14年。いまだに馴染まない。「成人の日」といえば1月15日。「体育の日」といえば、昭和39年の東京オリンピックの開会式の10月10日だ。後発の「海の日」の7月20日については、個人的には祝日にする必要があるのかが疑問だから、20日にはこだわらないが。3連休になるのは喜ばしいことなのかもしれないが、定着していた日を変えるというのは乱暴な気がする。こんな話も、それに馴染んだ若者が大勢を占めてくると当たり前になるのかな~。年寄りの遠吠え?

作品の作品
 
 去年の暮れに、Cちゃんの家へ遊びに行った時、時計の工作キットを2個いただいた。何を作ろうかと思案していたが、これに決定。今年の年賀状に使った「馬」の作品を時計の文字盤にした。針と作品があまり喧嘩しないように配慮しながら作った。実用としては、少し見にくいのだが・・・
 世界に一つしかない、オンリーワンだ。家に置かないで、Cちゃんの家で飾ってもらうことにしてプレゼントした。
 こちらは、久しぶりにいっちゃんの作品。叔母さんからのリクエストで作ったものだ。本人曰く、「地味な布かな~と思ったけど、作ってみたら存在感があって、なかなかいい! 」と気に入ったよう。

2014年1月12日日曜日

1-12 厄払いが済んだ

お薬師様にて

一昨日書いた祈祷者芳名
お堂に入れない人は外で
やっとお薬師様の行事の日が来た。御祈祷を受ける人は、お薬師様へ餅等を運び入れる。運び込んだ餅やお菓子の箱が、一方の壁にうずたかく積まれた。
 10時から、和尚さんの読経が始まった。座布団はあるものの、30分ほどの正座は辛い。足が痺れてしまった。御祈祷が終了すると、いよいよ餅まきだ。薬師堂から下の寺の境内に組まれた櫓の所まで箱を運ぶ。餅まきは3回に分けて行われるのだが、1回につき段ボール箱、20個ほどを櫓の上へ運び上げる。お菓子の箱は軽いが、餅の箱は重い。
 1回目にまくことになっていたので、櫓の上へ上ると、足の踏み場が無いほど、餅で埋め尽くされている。自分の陣地を決め、餅まき開始。下からはオバサンたちが、「こっちへ投げて~、こっち~」と叫ぶ声が飛び交う。知り合いの叔母さんの顔も見えるが、まんべんなくをモットーに放る、放る!
今や遅しと
気持ちよくまきました
 5分ほどで櫓の上がカラッポになった。これを3度繰り返す。天気が良かったのに、今日は例年よりも餅拾いに集まっている人が少ないように感じた。餅の量は昨年よりも多かったから、大きな箱を両側に持って帰っていく人がいるほどだった。少ない人でも数十個は拾っていた。見ている時に、まかれた餅が頭や肩に当たったけれど結構痛かった。下に陣取っているオバサンたちは痛くないのだろうかと心配になる。夢中になっているから感じないのかも。何はともあれ、厄払いの行事は無事終了した。

2014年1月11日土曜日

1-11 餅つき

餅を搗いてもらう

明日のお薬師様の厄除け祈願者は、その後に行う餅まき用の餅を供える。明日の祈願者は40名。これは出雲地区の行事なので、当番の地区でも餅つきをする。今年は180kgのもち米を購入したそうだ。実家の裏の公民館で、朝早くから忙しそうに動き回っていた。
 ほとんどの個人の餅は、儀平や楠本ベーカリーといった串本の店に頼んで搗いてもらうようだ。1升が2200円。だいたいは3升を供えるらしい(らしいというのは、個人的に聞いた2人とも3升と言っていたから)。K叔母さんの家でも息子のために搗くので、一緒に搗いてくれるというので、暮れにいっちゃんの実家から送ってくれたのを使うことにした。搗くのは機械だが、蒸したり、ちぎったり、丸めたり、袋詰めの作業は人の手だから大変。叔母さんは3升なのに、我が家は一斗もお願いしてしまった。出来上がった一斗分の餅は、3箱にもなった。明日は初めての櫓の上だ。いっちゃんは、調子に乗って落ちないようにとクギをさしてくる。落とすのは厄で、櫓の上から人が落ちたというのは聞いたことがないけれど・・・
 来年はいっちゃんが還暦だが、女性は櫓の上に上れない。その代理で上るとすれば2年続きということになるが。明日が楽しみだ。

2014年1月10日金曜日

1-10 庭中霜柱

庭の霜柱

陰の部分は真っ白
寒さに負けず
今日は4時間目からの授業なので、少し遅く起きた。庭に出ると、庭中が白い。一昨日の雨で、地面には水分が多く残っていたのだろう。これほど霜柱が出ていることはなかったから珍しい光景だろう。陽があたりだしても、なかなか融けずにシャーベット状になって残っていた。
 寒さにも負けず、野原から昨春引き抜いて移植したスミレが元気に咲いている。やっぱり野生種は強いと感じる。

モグラの仕業
 庭の端っこの方に、このような土が盛り上がったところが何か所もある。
 どうもモグラが住んでいるようで、あっちに行ったり、こっちに行ったりしているらしい。奥の畑にしている方には行ってないから良いのだけれど。


お薬師様の厄払い

 こちらに戻って来てからは書き物を頼まれることが多くなってきた。今回は、1月12日(日)に行われるお薬師さまの厄払いの祈祷をお願いした人の芳名を書く。19歳から25歳・・・61歳の厄歳と健康祈願をする人など。今年は40名が願い出ている。それを巻紙に書き、薬師堂の祭壇前に張り出す。昨年までずっと書いてくれていた方が、今年は親戚の不幸があったので、それを気にする人もいるかもしれないと辞退した。それではと、お鉢が回ってきたという次第。
 この中に自分の名前も入っているから、些か複雑ではある。











2014年1月8日水曜日

1-8 仕事始め

朝も、昼も、夜も

 昨晩から天気が崩れ、雨が降りだした。それが今朝も続き、結局一日中降り続いた。雨のお蔭で放射冷却がなく、割と暖かめの朝だった。しかし、寒気が近づいているせいで、日中になっても気温が上がらず、体感気温は朝よりも下がった。
 1月8日が3学期の始業式という学校が多い中、新翔高校は1月6日が始まりだった。幸い、この日の授業がなかったので、仕事始めは昨日の7日となった。
 ただ、この日は午前中は高校、午後からは青少年の家、夜は自宅と一日中で、年の初めの仕事としては聊か厳しいものがあった。おまけに、高校では3年生の定期試験が来週ある。その問題作りにも手を付けた影響で、昨夜はブログまでたどり着かなかった。
 青少年の家では、暮れの最後の練習の時、新年は書初めから始める予告をしていた。それぞれ4文字熟語考えてきていた。最初は、おっかなびっくり。大きな紙に書いていくというのは度胸がいることだ。このへんは、子どもたちの方が逞しい。堂々と書きあげるから驚きだ。それでも1時間ほど書いて、一応の完成をみた。表具をすれば恰好はつくんだけれど。
 青少年の家は、和室の大広間があるので、こういうことをするにはうってつけだ。

2014年1月5日日曜日

1-5 秘境の秘境

初めての地

同じ串本町内、しかも海を挟んで2㎞先の対岸だから、昔からよく見ている。しかし、今まで一度も行ったことがない。そこへ今日初めて行った。大島の須江地区の白野漁港という港だ。細く曲がりくねった道のどん詰まりの所だった。反対側から見る風景は、見方が違えば雰囲気が違う。例えば串本大橋。こちら側から見ると、橋と橋につながるループが連続した形で見えるのには驚いた。いつも見ている方からは、真ん中の苗我島(みょうがじま)で遮られている。串本自体も秘境だが、そのまた秘境という感がする。
 
 
出雲崎

初日の出を見るにもいい!
 正月休みで来ている三男が、行ったことがない所に行ってみたいということで、白野漁港に行った。その後、おばあちゃんに挨拶してこようと、お墓に寄った。墓は出雲崎の付け根にある。そこから岬の方へ行ってみたいというので案内した。しばらく行くとビーコンBeacon )が建っている。そこから先は細い小道が続く。
丘全体が木で覆われていた
 子どもの頃は木が生えてなく、背丈の低い笹林だったから少し行くと見晴らしが良く、180度近く、太平洋が眺められた。途中に小高い丘があり、上には穴が開いていた。戦争中は、ここに高射砲を置いて敵機を撃つための穴だと聞かされていた。その周りにもそのような穴が何か所もあった。子どもの遊び場としては絶好だった。ところが50年も経つと木の成長はすごく、雑木林になっていて、その丘も様相が変わっていた。それに子どもの頃はかなり高い丘だと思っていたが、ビックリするほど低かった。
 海が見えるところまでは、かなり歩くことになった。立ち入り禁止区域のはずなのに、岬への道がしっかり出来ているのは釣り人の仕業だ。林を抜けると急に視界が開け、太平洋が一望できる。下を見ると磯には、かなりの数の釣り人が竿をだしている。これだけ人が踏み入れば道もできるのだと思った。磯に降りるには急坂を下ることになる。そこは笹の落ち葉で滑るので、ずっと手製のロープが張ってある。やるもんだな~と感心した。

2014年1月4日土曜日

1-4 初詣

熊野本宮大社へ

階段の上が本殿
この門を入ると撮影禁止
  地元の神社には1日の夜中に詣でたが、違う神社にも行ってこようかということになった。最初の予定では、伊勢神宮へ行く予定だったが、時間の都合があり、今回は三本足の八咫烏で有名な熊野本宮へ行った。一昨年、仕事の関係で本宮大社へ行ったことはあるが、いっちゃんは初めてだ。新宮から奥に約1時間走って到着した。三が日は過ぎていても、今日は土曜日なので参拝客は多かった。新宮市にある熊野速玉大社とは建築の形は似ているのだが、速玉大社は朱塗りで鮮やかなのに対し、本宮大社は全体が黒で統一されていて厳かな感じがする。今回は、しっかりと願い事をして下りてきた。
 現在の大社は、明治22年の大水害で流されて、現在の高台へ引っ越している。参拝の後に、以前の本殿後へ行った。ここは川の中州のような場所にあり、大きな黒い鳥井が聳えている。その門をくぐると、周りを杉の大木で覆われた場所が現れる。ここを大斎原(おおゆのはら)という。かつての大社の跡だ。この中にあった碑に目が留まった。一遍上人の手によるものだ。「南無阿弥陀仏」と掘られているのだが、なかなか斬新な書体で驚いた。

還暦新年会

わいわいと
 串本高校、昭和47年卒業生の同窓会を、オリンピックの年に行っている(と幹事は言うのだが、集合写真で見ると5年ごとになっている)。前回は平成24年にした。いつもは正月にしているのに、前回はどういう訳だかお盆だった。そのせいか参加者が少なくブーイングだった。どうせするなら還暦にしようよ、という意見が多く出て、イレギュラーだが今回の開催となった。
いいオジサン・オバサンでした
 3日、会場はハーバーホテル浦島。最近は、ずっと串本ロイヤルホテルで行っていたのだが、今回は会場が抑えられなかったとか。でも、食事は断然こっちが上。バイキングではなく、お膳にはスキ焼、刺身、テンプラ、アワビのステーキなどなど盛り沢山だった。
 参加者は、60名弱。卒業生が350人ほどいたのだから寂しいと言えば寂しいが。特に、地元在住者の出席者が少ないのは???だ。出席者は大盛り上がりで、楽しい時間はアッと言う間に過ぎた。

2014年1月1日水曜日

1-1 初日の出

2014年の日の出

 昨晩は、12時をまわり新しい年になったのを確認してお宮参りをした。この地域では、行く途中、厄年の人は数えの年齢の数だけ硬貨を辻に撒くという風習がある。還暦なので61枚。金種は問わないけれど大人だから100円玉で揃えた。知り合いの子どもに撒くからと告知しておいたら母親同伴で来てくれていた。盛大に撒いた。神社に入る前に海で手を清める。今日が新月で、ちょうど干潮らしく、今まで見たこともないほど潮が引いていてビックリ。海までが遠い。

前の鉄塔が邪魔だけれど
 二礼、二拍手、一礼して神社を後にした。毎年、色んなことをお願いするのに、今回は無の心境だったのか、何も考えなかったのが不思議。その後、お寺へ回って、除夜の鐘をついた。厄年の人は、家を出て、ここまでは人と話ができない。話ができないというのは何と難しいことか。
 

 初日の出を見るために早く起きた。いつもは実家の近くの浜に行くのだが、今回は初めて自宅から少し坂を上った場所に行った。海までは遠いのだが、水平線が丸く見ることができる。そこについて暫くすると、雲の一部から太陽が顔を出してきた。出たと思って見ていると、あっという間に全体が登ってきた。海から直接ではなく、少し雲の帯があったけれど、割ときれいな初日の出だった。

本日は鯛

 こちらに帰郷してから毎年、実家の隣のTさんから正月用の鯛をもらう。今回も、昨年の暮れにいただいたものだ。昨日、メジロを食べたので、鯛は後回しになってしまった。昨日のメジロと違い、鯛の場合は、まず鱗を落とさなくてはいけない。新鮮だから鱗も元気がいいので、飛び跳ねて大変だ。その後は三枚におろす。鯛は骨がかなり固い。苦労しておろしたのだ。次の行程、皮を引くのは難しいのだが、鯛は皮と身の間が美味いとも書いてあったので、今回は皮を引くのをやめて、皮つきのままにした。昨日のシャブシャブが美味しかったので、今日もその形で食すことにした。お味は言わずもがな、でした。