2015年12月12日土曜日

1041 2015.12.12

すさみ串本道路事業着手式
 
 近い将来起こるであろう震災に備え、海側を走る国道42号線よりも高台を走る高速道路の事業着手式が、今日、文化センターであった。式を盛大に盛り上げる為か、壇上には国会議員の二階氏をはじめ、他の国会議員や多くの県会議員が並んでいた。各地区の区長には招待状が届いたので、みんなで出席した。
 この道路は、紀南地方の住民にとっては長年の夢だ。和歌山県の高速道路の工事は少しずつ南下し、今年の夏には国体にあわせて串本町の隣のすさみ町まで開通した。現在は、和歌山市から2時間で串本に来れるようになった。それが、串本町まで延伸したら、和歌山市もすごく近く感じられる。これまでの田辺市に行くぐらいの時間で和歌山市に行けることになるのだから。田辺から和歌山間は有料区間だけれど、それ以南は無料の区間というのも嬉しい。今日からスタートで、完成は8年後ということだ。
 和歌山県選出の国会議員である二階さんの祝辞の中で、道路族のドンとしては、8年もかけないで完成させたいと力強く語っていた。何年先になるか分からないが楽しみではある。
 さらに、その先の話だが、串本町から那智勝浦町までの区間が開通すれば、ようやく紀伊半島は大阪から名古屋まで一本の高速道路で結ばれることになる。
 開式の前に、フラダンスチームの発表が花を添えた。また、文化センターの緞帳の絵を初めて見たのだが、サインを見て驚いた。串本町で唯一(?)の絵のサークル、黒洋画会の生みの親である「中村貞二」氏のものだった。この方は、行きつけの店、プラテーロのご主人のお父さんなのだ。

2015年12月5日土曜日

1040 2015.12.5

本日よりロードショー

  串本を舞台にした映画、「海難1890」が本日からロードショーが始まった。1890年の9月にトルコの軍艦が串本の沖で座礁、転覆した。大勢の乗組員は死んだのだが、奇跡的に60名程が地元民の献身的な救助活動によって助けられた。その史実をもとにした映画なのだ。
 串本町では、ロードショーに先駆けて、11月23日~25日に串本町文化センターで小学校高学年から高校生は全員と一般の希望者に見る機会があった。
 25日の串本高校生の時に、関係者として見ることはできたのだが、映画館で観たいという思いがあって、その日は見なかった。地元では少し(?)は盛り上がっているが、関係がない他の地域の人は興味を持って見に行くのだろうかと、心配だけれど。
 配役はメジャーな人たちなので、見た人の感想では、思ったよりも迫力があって良かったということだった。近いうちに新宮市の映画館に行かなくては。人によっては号泣するらしいのだが・・・


最近練習中

 これに三男が、だいぶ前からハマっている。けん玉をいくつも持っているらしいのだが、その一つを置いていった。「もしかめ」のリズムで、行うのだが、簡単そうで、やってみるとなかなか続かない。今日、やっと連続100回達成した。集中力が必要だ。
 球を引き上げて、穴に入れる技は、まだ3回に1回ぐらいしか成功しない。色々と技はあるようなので、ちょっと頑張ってみようか。

2015年11月27日金曜日

1039 2015.11.27

この冬(まだ秋?)一番

昨日までの暖かさがウソのような朝。いつもの格好で外に出ると、なんと寒いこと。慌てて室内に戻り上着を一枚羽織った。9時前に、仕事に出かけようと外を見たら、今度は何か降っている。雨かと思ったら氷の塊だ。粒が小さいので地面に落ちるとすぐに溶けてしまう。芝生の上に落ちたものは少し溶けにくいようで、しばらく氷の形をとどめていた。
 しかし、まだ11月だというのに、ビックリだ。今年は暖冬になると予想していたが、ホントかな。
 庭のパッションフルーツの棚には、二番成りの実が数多く付いている。昨年に比べて大きく成長したので、昨年の温床では入らない。とは言え、他に用意していないので、サイズダウンして、とにかくハウスの中に入れた。この仕事を昨日していたので、間一髪だった。そのままにしていたら、恐らく今日の寒さで被害を受けていたに違いない。良かった良かった。

2015年11月20日金曜日

1038 2015.11.20

再びのパフォーマンス

 今日から古座キャンパスの文化祭。先週、串本キャンパスで披露したパフォーマンスを再び行った。先週と違うのは、今日は開会式直後、体育館に生徒が全員集合している中での発表だ。発表は午前9時40分から。ところが着替えの最中にハプニング発生。弓道部と掛け持ちの生徒が、部室に袴を忘れてきたという。他の生徒の分は、前日搬入済みだったが、この生徒は前日弓道の練習をしたので、そのまま部室に置いたままになっていたのだ。この時点で9時。あと40分しかない。慌てて車に乗せて、串本キャンパスへ。袴を持ってとんぼ返りした。9時30分に到着し、慌ただしく着替え、何とか間に合った、という次第。
 今回は6人が全員集合。体育館のライトは消され、スポットライトの中での披露だ。一度書いている安心感か、前回よりも落ち着いて書けた。
 今年は、とにかく全力で書くことができた、と思う。来年(勤務していたらの話)、するとしたら、もう少しクオリティの高いものを要求させたらおもしろい。
 3年生は大字を書いた部長一人。パフォーマンス終了後、展示責任者の先生と話している所で一声かけたら、二人は涙ボロボロ。今年が最後なんだという思い入れが強かったのかな。展示責任者の女の先生は、彼女の頑張りを見ていてくれたのだろう。古座キャンパスは昨年から1クラスになり、全校で130名程度だから、先生たちは全生徒を把握している。家庭的な暖かさがあるのが良い。

2015年11月14日土曜日

1037 2015.11.14

ちょうど一か月

 祭以来、ブログを更新していなかった。前が10月14日だったから、ちょうど1か月の空白だ。見てくれている何人かから、ブログが開けないという連絡を受け、どうしたものかと悩んでいた。この間に悲しいことが起こってしまった。昨年、二人展をした大学の先輩kさんが、10月29日に自宅でペンキ塗りをしていて、梯子から転落して亡くなってしまった。突然の出来事で、何と表現してよいのか・・・大学で同じ師匠につき、師匠亡き後も歩調を同じくしていた。帰郷を機に、その間が更に密になっていただけに残念でならない。先輩との二人展はもう出来ないのだ。
 ブログについては、そんな訳で更新する気力が失われてしまっていた。

    久しぶりに更新したのは、昨日今日で開催された串本古座高校の串本キャンパスでの文化祭を取り上げたかったからだ。指導している書道部が「書道ガールズ」のパフォーマンスをした。しばらく前から準備をしていたものが今日の発表になった。最初は屋外の予定だったのだが、生憎の風雨の影響で体育館になった。体育館は校舎の一番端にあるので、見に来てくれる人が心配だった。始めるころになって少しずつ集まってくれたので、何とか形になった。
 今年はGReeeeNの「刹那」を書く。縦3m、横6mの紙に5人で取り組んだ。部長の3年生がタイトルを赤で大書して、その下に全員で歌詞を書き連ねた。書く前は、胃が変になりそうと緊張していたが、本番には強く、無事に書ききることができた。弓道部から借りた袴にお揃いの「刹那Tシャツ」でバッチリ決まった。観客からも感嘆、歓声があがった。書いた後は満面の笑顔がはじけた。
 今年の書道部は6人。4人は古座キャンパス。2人が串本キャンパスなので、来週、今度は古座キャンパスで再びお披露目をする。今度はもっと完成度が上がることを期待しよう。本当は6人だけど、今日は1人が所用で欠席したので5人。

2015年10月14日水曜日

1036 2015.10.14

祭総括
 
 今年の祭も無事終了した。9日の宵宮こそ雨はなかったが、翌日からは雨が付いて回った。11日も、予報では早朝までは降るが、その後は上がることになっていた。起きた時は霧雨が降っていたが、すぐに上がるのだろうと呑気に構えていた。ところが屋台が出発するころにはシトシトと降り出し、途中からは音を立てての雨となった。
 幸い、最初が椎茸工場だったので、いつもは庭でしていたのを、今年はお願いして入口近くのホールで舞った。この工場には海外からの労働者が数多くいるので、日本の文化を知ってもらおうということで積極的だ。獅子舞の周りにはベトナムの若い女性が取り囲んだ。
 スマホでベトナム語を検索し、積極的に交流に努める者もいて、和気藹々の中演目は進んだ。外は雨が降り続いているので、小雨にならないかと思案するが、こちらの願いもむなしく、よく降っている。最後に記念写真を撮ることになったが、天狗を舞った少年の人気が高くモテモテで、若い衆たちはボヤキ気味だ。
 権現地区の獅子舞の頃になって、やっと雨が上がった。雨が上がるとともに客足が増えだした。観客が増えると、花を出す人も増える。こちらは、それを書くのに大童。ここは、S君の家の前なのだが、例年、マンゴーの差し入れがある。今年は例年以上に振る舞ってくれた。やっぱり美味い!
 今年は、室内で焼き松茸や獅子鍋などをしており、大人たちは、そこから動かない始末だ。松茸はS君が山から採集してきた。これだけ店で買ったらいくら?というほどの大量。こちらも何(十)年振りかで食した。一本分ぐらいは戴いたかも。
 今年は「屋固め」の家が少なかったので、宿に帰る時間が去年より2時間近くも早く、当然のこととして、お開きになるのも早かった。
 雨にたたられた祭だったけれど、無事に終了できて良かった。

2015年10月10日土曜日

1035 2015.10.10

生憎の雨

 今日は本宮。午前7時に宿に集合して、7時40分ごろに仮宿を出発した。昨夜の頑張りが祟ったのか、えらく静かな屋台の移動となった。笛や太鼓は鳴っているものの、担ぎ手の掛け声も小さい。そのまま粛々に近い感じで神社の境内まで進んだ。昨夜と同じように、「2礼2拍手1礼」をして榊を供える。儀式が終了すると、いよいよ獅子舞いの始まり。
 踊っている間に、各区長と氏子総代は、担当の家屋のご祝儀周りをする。この辺りにしきたりとして、留守をするときには前もって知っておいた方が分かりやすい。
 予報では、夜になって降るということだったが、昼前になると、ポツポツと降り出した。降るのは朝のうちだけとなっていたのに天気予報は大外れ。昼食を食べ始めだした頃から黒い雲が上空を覆いだした。その雨は一向に止まず、結局夜まで降った。お蔭で体は冷えて寒かった。また、花を読むために書く時も、雨のしずくが紙に垂れてきて、書きづらいことこの上なし。
 何とか最終日は好天であって欲しい。今日から祭を迎える、串本や潮岬も、宵宮は大変なことだったろう。
 

2015年10月9日金曜日

1034 2015.10.9

宵宮の一日

 今日から出雲の祭りだ。午前6時集合のはずが、10分前には仕事が始まっている。各区長と氏子総代と有志の参加で、各地区の幟を組み立てて立てる。長い竹や木の棒に幟をセットし、それを人力で立て、穴に入れる。これはかなり力の要る作業だ。
 手際よく組み立てて15分ほどで立ち上がった。6地区あるので、6本の幟がはためく様は、祭が来たんだと実感させられる。早朝の作業はこれで終了。後は夜の活動を待つのみ。
 7時に宿を出発し、いよいよ笛や太鼓の音に合せて、屋台が練り歩いて行く。お宮さんまで大した距離ではないのだが、結構な時間を費やした。境内に入って、区長、氏子総代、獅子舞保存会の境内で獅子舞を奉納する若手たちが、神主の御祓いを受ける。
 その後、獅子舞いを奉納して、神社から降りてくる。これからが長い。神輿を練り歩くのだが、行きつ戻りつで、なかなかゴールにたどり着けない。宿の集会所に戻ったのは9時半を回っていた。
 若者たちはいつまで宴会をするのだろうか。明日が早いというのに、大丈夫だろうか。

2015年10月3日土曜日

1033 2015.10.3

7人制ラグビー

 国民大会が後半戦を迎えた。串本町で開催種目のうち、女子サッカーと軟式野球は終了した。残るはラグビーだけ。ちょうどワールドカップが英国で開催されているので、タイミングとしては絶好だ。興味があつたので、サンナンタンランドの競技場へ行った。
 一般的なラグビーと言えば15人制だが、行われていたのは7人制だった。近年、7人制のラグビーにスポットが当たってきているようだ。オリンピック種目になるとしたら7人制だろうとも言われている。15人制と同じサイズで合計14人だけなので、空いているスペースの広いこと。
 15人制の40分ハーフの80分に対し、7人制は7分ハーフの14分と短い。お互いに運動量が半端なく多いので、80分もしていたのでは動けなくなってしまうかもしれない。
 試合は点取り合戦の様相を呈していた。人数が少ない分、タックルをかわされると独走するケースが目立つ。体型は15人制のナンバー8からバックスが多く、スクラムで押すというようなことは殆どない。やっぱり走れないと話にならないようだ。見ている方としては、目まぐるしく点数が入るので面白い。どの試合も、なかなかスリリングな展開になっていた。
 今日は予選リーグ(4チームの総当たりだったか)で明日は決勝戦までとスピーディーだ。試合も次から次にこなしていくので見ていて飽きなかった。
 駐車場脇に設置されている、売店コーナーの近くに、ドリンクコーナーがあった。こちらは全て無料になっている。お遍路道にある「お接待」のようだ。

2015年9月28日月曜日

1032 2015.9.28

スーパームーン



 今日が旧の8月15日、中秋の満月だ。今夜は雲一つなく晴れ渡り、月見には絶好だ。夕方、実家から駐車場に来る時、大島の頭上に真ん丸な月が見えた。しかも大きい。これは目の錯覚ではなく、今年の満月の中では一番大きいらしい。地球に最も接近しているということだ。
 三日ぐらい前から、満潮時、築港の上を波が洗っているのでびっくりしたのだが、こんなことが影響しているのだろう。台風の時は珍しくないけれど、普通の天気にこのようなことが起こることは稀だ。


女子サッカーを見る
 
 今、和歌山県は国体で盛り上がっている。国体に合わせて、高速道路が串本の近くまで伸びた。田辺まで1時間半はかかっていたのが、お蔭で1時間に短縮された。普通に行っても和歌山市まで2時間もあれば大丈夫だろう。何となく都会が近くなったような・・・
 サンナンタン運動場で行われている女子サッカーの試合を見に行ってきた。町内の小中高は、時間を割り振って、会場へ来ている。串本古座高校は、今日のサッカーの応援に全校で来ていた。家の近くの出雲小学校は明日の予定らしい。
 今日は絶好の秋晴れの中で行われた。プレーする選手も応援の人たちも強い日差しの中で大変だった。選手たちは天然芝のグランドで気持ち良さそうだった。

2015年9月27日日曜日

1031 2015.9.27

中御神酒(なかおみき)

 二週間前に獅子出しをし、今年の例大祭の練習がスタートした。祭まで残り二週間。そのちょうど真ん中の日に「中御神酒」をする。
 村の長老や役員と獅子舞保存会の若者たちが集い、祭の無事を祈願しての飲み会なのか。午後からは生憎の雨となってしまった。やっぱり行事のある時には晴れて欲しい。この行事は室内でおこなわれるから、雨が降っても大したことではないが、本番の祭の時は降らないでもらいたいと切に願う。

国民体育大会が始まった

 今年の国民体育大会は和歌山県で実施されている。その前に和歌山県で行われたのは、高校3年のときだったから、44年ぶりになるのかな。前回は串本町ではウエイトリフティングが実施された。その為だったのか、串本高校ではウエイトリフティング部が強化クラブになっていたのか(推測になるが)強い先生が赴任してきた。オリンピックで優勝した三宅選手と同姓の三宅先生も優勝を期待されていたのだが、国体が開かれる夏に足を骨折してしまい選手としての活躍ができず残念だったのだが。でも指導方法が良かったのか、母校の濵口君が優勝して話題になった。
 今回、串本町では女子サッカーと高校の軟式野球と7人制のラグビーが行われる。今日は軟式野球の試合が予定されていたけれど、雨が降ったので明日に順延した。高校の方も、先週末から特別時間割が組まれ、自分の授業も少し変更になった。せっかくだから仕事の合間に試合を見学に行ってみよう。

2015年9月14日月曜日

1030 2015.9.14

浜辺に鳥居

実家から自宅に帰る途中、トンネルを抜けると「すがの浜」がある。何気なく、海の方に目をやると、赤い鳥居が建っている。あるはずがない場所に建っているので、何で????という感じ。
 野次馬根性丸出しで、バイクを停めて確認した。数人がかりで砂に鳥居を建ているのだが、その理由が分からない。新興宗教家なのかと不気味に思ったが、少し怖いので、声を掛けずに写真だけ取って帰って来た。
 夜になって、その鳥居の正体が分かった。今晩から獅子舞の練習が始まったので、集会場に出かけていった。色々と話しているうちに、その鳥居の話題になった。
 なんと、テレビのセットなのだそうだ。仮面ライダーの撮影をここでするらしい。皆がヘェ~と感心したという次第。
 テレビではどんな感じに映るのか楽しみではある。でも知らないと不気味だな。

2015年9月12日土曜日

1029 2015.9.12

体育祭

 秋晴れに恵まれて、串本中学校と串本古座高校の体育祭が行われた。隣り合う学校だが、偶然同じ日にしたのではないようだ。以前は日を違えて行っていたが、中学生が高校を、高校生が中学校に見に行くのは良いのだが、よろしくないことがあったのが原因で、同日にしたらしい。
 保護者からしてみれば、両方に子どもが通っていたら、一日で見ることができるという利点はある。
 今年は高校で仕事をしているので、高校の体育祭を見に出かけた。グランドに入ったところに体育祭の看板があった。先日、書道部の生徒が放課後に書道室で書いていたものだ。アドバイスはしていないけれど、真面目によく書けている。「体育祭」の文字が、もう少し力強かったら更に良かったけれど・・・
 昔と違って個人競技はない。個人の100mとか200m走はもちろんないのは寂しい。走る種目はリレー競技だけ。リレーの方が応援する方は熱が入るのは確かだが。

獅子出し

 18時30分から獅子出しの行事があった。いよいよ祭のシーズンだ。これから約一か月、獅子舞、天狗舞、笛、太鼓の練習が連日続く。
 若い衆が稽古する間、地区の役員は祭の段取りについて連日協議し、より良い祭の運営を目指すのだ。
 

2015年9月10日木曜日

1028 2015.9.10

鬼怒川の堤防決壊

 今回の台風18号は、特に関東地方に大きな爪跡を残した。発生から上陸まで3日ほどと、おかしな台風だった。愛知県に上陸したのだが、和歌山は台風の左側だったこともあり、殆ど風も吹かなかった。台風に備えて、日除けを外したり、雨戸を閉めたのに・・・
 ところが、関東地方では大変なことになっていた。同じ場所に豪雨が居座った関係で、午後になって鬼怒川の堤防が決壊した様子がテレビに映し出されていた。逃げる暇もなかったのか、家のベランダや屋根に上って救助を待つ人が多くいた。床上浸水どころではなく、家自体が流されているのは驚きだ。決壊した場所の堤防を嵩上げしたり堤防の幅を広くする予定にしていたということだが、遅きに失したようだ。
 温暖化の影響だと言われて久しいが、色んな事の振り幅が大きくなっている。1時間あたりの降水量が100ミリを超えたと言われても驚かなくなったのは怖いことだ。紀伊水害が随分昔のことに思えるが、まだ4年しか経っていないのだ。
 台風になると、関東の友達から大丈夫メールをいただくことが多いのだが、今回は反対だ。

途中

 8月の初旬に芝刈りをしてからそのままにしていた。青々としてキレイなのだが、かなり伸びたので刈ることにした。日中は暑いので、曇りの夕方にした。伸び過ぎたので、予想通り刃への抵抗があって、安全装置が働いて電源が切れてしまうことが多かった。やっぱり小まめに刈ることが大事だ。途中で疲れて残りは次回。刈った後と前では色がハッキリ。

2015年9月5日土曜日

1027 2015.9.5

今年の作品
 
 公民館活動の陶芸教室で作った陶器が焼かれてきた。昨年度に引き続き水差しを作ったのだが、その出来栄えや如何に?!  昨年は2個作ったのだが、一つは素焼きの段階で底が剥がれてしまった。これは初心者がおかす失敗の代表例のようだ。
 今年は昨年の失敗をふまえて、底と立ち上げ部分は念入りにした。お蔭で、昨年のようなことはなかった。ところが出来上がってきて作品を見て、少しガッカリ!
 昨年は黒基調でなかなか渋い仕上がりで満足したのだが、今年の色は冴えない。釉薬は先生任せだから仕方がないのだけれど・・・ちょっと安っぽい感じがする。3つ作ったのだから、せめて色を違えてくれたら良かったのにと、思ってもどうしようもないことだが。
 使う側になって製作したので、使い勝手はいいはずだ。

今年の梨

 ここ数年、この時期になると梨を送ってくれる。今年は川越のKさんが送ってくれた。その梨の大きいこと。品名は「彩玉(さいぎょく)」という。埼玉県の東松山近辺は昔から梨農家が多かった。昔は長十郎が殆どだったが、品種改良によって色んな種類が生まれているようだ。
 一つが500gを超える大きさで、一人では食べきれないボリュームだ。大きいけれど甘みが強く美味い。

2015年8月31日月曜日

1026 2015.8.31

一年ぶりのダイビング

埼玉から、元同僚のTさんが遊びに来た。都合が悪くなければ、毎年恒例行事になっている。
Tさんも退職したので、基本的には「サンデー毎日」なのだが、お母さんの介護やら主夫業で、何かと忙しい、と言っている。そんな訳で、今回も2泊だけ。その中の一日でダイビングに行った。
 6年前に串本でCカードを取得してからは、ここのところは、ほぼ年に一度きりのダイビングになっている。今回も一年ぶりなので、タンクとレギュレターの繋ぎ方などがうろ覚えで、手間取ってしまう。今回は、二組の夫婦と一緒の組だ。片方のご夫婦は、二人とも800本を超えるベテラン。別のご夫婦にしても100本以上潜っているので手慣れたものだ。こちらは今日で22本という少なさ。
 平日だというのに、お客が20名を超えている。若い人たちも含まれているけれど、どんな仕事をしているのかと考えてしまう。しかも駐車している車は全て県外ナンバーというのも驚きだ。一番遠いのは「北九州」の車だ。(「所沢」も遠いけれど・・・)
 ボートダイビングなので、目的地までボートで走る。波は無いようだけれど、高速で走るのでよく揺れた。準備完了で、エントリー。海底18mまで耳抜きをしながら一気に降りていく。数日前のウネリのせいか、少し透明度が低いようだ。
 海底の水温は28℃ほどあり寒さは感じない。一年ぶりでも海の中に入ってしまえばストレスなく潜り、海の中を楽しむことができた。
 ただ、2本潜って帰ってきたが、結構疲れるものだ。

2015年8月29日土曜日

1025 2015.8.29

第11回 おもしろらんど夏祭り
 
 毎年、8月最終土曜日は青少年の家で「おもしろらんど夏まつり」が催される。帰郷1年目に、青少年の家で行われた失業者向けのパソコン講座に参加したのがきっかけだ。この時、パソコン講座の講師をしてくれたSさんからの依頼で、「春まつり」と「夏まつり」に書道の講座を開講している。
 昨年までは研修室で行われていたが、今年は新たな試みとして「お化け屋敷」をすることになったので、教室が足りなくなった。その為に、研修室で行われていた講座がすべて体育館での実施となった。8月末とはいえ、まだまだ十分に暑い。冷房の効いた教室ではなく、蒸風呂のような体育館はつらい。何もしなくても汗が流れ落ちてくる。
 良かった点は、色んな講座が一堂に見られるので、子どもたちが大勢集まってきてお祭りムードが高まる。そういう点では今までとは違う講座となった。
 春は午前から夕方までの開講だが、夏は午後2時から4時30分までと時間が短いので楽。まつりはその後がメインで、外に作られた舞台でダンスなどが披露される。ただ、今年は夕方になり雨が降ってきたので、体育館に会場を移して続行したが、観客は減ってしまったのが残念だった。
 終わりはいつも串本節踊りだ。この踊り、ものすごく長い。数えなかったけれど、10番ぐらいまでありそうだった。大きな輪になって踊るのだが、1曲の間に踊り手が1周以上回っていた。

2015年8月25日火曜日

1024 2015.8.25

台風の威力

今年は本当に台風の当たり年だ。台風15号が九州を縦断していった。石垣島では、瞬間最大風速71mという途方もない風が記録された。映像で見ると、自動車が数多く吹っ飛ばされていた。温暖化が進むと大きな台風が発生すると言われているが、その序章なのだろうか。
 昔、映画で「三匹の子豚」というのがあったが、藁や木の家では役に立たない。やっぱり頑丈な鉄筋コンリートの家を作らないと安心できない時代が来るのか・・・
 今回の台風では、九州各地で被害が出たが、串本は波浪大雨警報は出たけれど、大したことはなかった。
 今年は台風の接近が多いので、自然と海を見る機会が多い。実家の裏の海に波除のテトラポットが置かれているのだが、形が変わっている。先日、久しぶりに凪だった時、裏へ貝を取りに行った。磯から100mほど沖にあった島を利用して細長くテトラポットを置いて、長細い島のような形になっているのだが、一部分が少し低くなって沖に通り抜けできるのに気が付いた。
 これは台風の大波によって壊されたに違いない。海底の様子もかなり変化していて、海底にたくさんあった石が波によって多く埋められている。これでは石をめくってナガレコを取るということも無理だ。

2015年8月22日土曜日

1023 2015.8.22

初めてのBBQ

 7月の最後の練習日の時に、納涼BBQ会をしましょうと、Kさんが提案した。それはいいですね~ということになり、8月21日、我が家の庭ですることになった。
 夕方前に、Kさんが飲み物を持って来た。BBQに使用するコンロは青少年の家から借りてきた。ドラム缶を縦半分にして脚を付けたコンロは本格的だ。
 夕方6時にスタート。当日都合で来れない人もいたが、総勢10名で、ワイワイと楽しい時間を過ごした。芝生の上は気持ちが良く、外に40㍗の長い蛍光灯を取り付けたのが思いのほか良く、庭全体が幻想的な感じにライトアップされて、夏場は病み付きになりそうだ。ビアガーデンも良いかな~
 青少年の家のSさんが用意してきた鯛の塩竈は、テレビで見たことはあったが、目の前で見るのは初めて。お味はなかなか絶品。今回の参加者で大人は8人だったが、酒を飲める人が3人というのは少し寂しかった。
 暑さがぶり返し、昼間は超蒸し暑いけれど、日が暮れると少し涼しい風も流れてきて、夕涼みという感じで良い。

2015年8月10日月曜日

1022 2015.8.10

瀧の拝で泳ぐ



 埼玉から、かつてのソフトボール&バドミントンの仲間が遊びに来た。2カ月ほど前、TTさんから突然電話があった。昼間からなんとなく酔っぱらっている雰囲気。一昨年、突然遊びにいったけど、また行っていい? というもの。酔っぱらってのことなので、素面になったら忘れているだろうと思っていたら、真面目なお願いだったらしい。
 そんな訳で、8日に紅一点の姫が電車で、その後男組が9日の朝に車で到着した。二年前もそうだったが、一泊して帰るという無茶な計画だ。旅の目的は、我が家に来るというものだから、特段どこに行くということもないのだが、滝の拝に行くことにした。
 一同、小川(こがわ)の水の透明度の高さにビックリ。OさんとTYさんは海に入る想定だったのか海水パンツを持って来ていたので、滝の拝で泳ぐことにした。入ると水はさほど冷たくない。水中には鮎がたくさん泳いでいる。逃げないどころか、鮎の方から近づいてくるから網でも持っていたら獲れるんじゃないかと思った。漁業権がないので獲ったら違反だけれど。
 平均年齢60歳超の男三人が水遊びに興じた。水中メガネを持って行かなかったのが残念だった。
 帰り道、大谷湿原に寄ってハッチョウトンボがまだいるか確認した。季節が少し遅くて無理かなと思ったけれど、雄雌ともに1匹発見できたので、行った甲斐があった。

2015年8月5日水曜日

1021 2015.8.5

書道展へ

 毎年恒例となった書道展が7月30日から8月2日まで、銀座のメルサビル8階で行われた。それに合せて上京した。春先の事故の影響で、今年は電車で行った。久しぶりの電車の旅は、ボーっとしていても時間が経てば自然に東京駅に到着できる。
 東京は暑い。串本も暑いと思ったが比ではない。5℃以上も高いのだから、参った。今日も35℃を超える猛暑日で、これで6日連続だとか。
 作品展の会期中は、連日銀座通いが続いた。案内ハガキを出した都合上、見に来てくれても留守では申し訳ないからだ。来てくれたお客さんの殆どは一年ぶり。昨年見えなかった方は二年ぶりになる。懐かしいかぎりだ。気を使うのは、一時にお客さんが集中した時だ。どの方ともおしゃべりをしたいのだけれど、なかなか難しい。
 孫に会うのも一年ぶり。一年前とは大きく成長している。二人とも名前を覚えてくれていたのは嬉しい。
 10日近く滞在したが、昼間の暑さは仕方がないとしても、夜の暑さにはこたえた。冷房をしないと睡眠ができないというのは困りものだ。