2015年10月14日水曜日

1036 2015.10.14

祭総括
 
 今年の祭も無事終了した。9日の宵宮こそ雨はなかったが、翌日からは雨が付いて回った。11日も、予報では早朝までは降るが、その後は上がることになっていた。起きた時は霧雨が降っていたが、すぐに上がるのだろうと呑気に構えていた。ところが屋台が出発するころにはシトシトと降り出し、途中からは音を立てての雨となった。
 幸い、最初が椎茸工場だったので、いつもは庭でしていたのを、今年はお願いして入口近くのホールで舞った。この工場には海外からの労働者が数多くいるので、日本の文化を知ってもらおうということで積極的だ。獅子舞の周りにはベトナムの若い女性が取り囲んだ。
 スマホでベトナム語を検索し、積極的に交流に努める者もいて、和気藹々の中演目は進んだ。外は雨が降り続いているので、小雨にならないかと思案するが、こちらの願いもむなしく、よく降っている。最後に記念写真を撮ることになったが、天狗を舞った少年の人気が高くモテモテで、若い衆たちはボヤキ気味だ。
 権現地区の獅子舞の頃になって、やっと雨が上がった。雨が上がるとともに客足が増えだした。観客が増えると、花を出す人も増える。こちらは、それを書くのに大童。ここは、S君の家の前なのだが、例年、マンゴーの差し入れがある。今年は例年以上に振る舞ってくれた。やっぱり美味い!
 今年は、室内で焼き松茸や獅子鍋などをしており、大人たちは、そこから動かない始末だ。松茸はS君が山から採集してきた。これだけ店で買ったらいくら?というほどの大量。こちらも何(十)年振りかで食した。一本分ぐらいは戴いたかも。
 今年は「屋固め」の家が少なかったので、宿に帰る時間が去年より2時間近くも早く、当然のこととして、お開きになるのも早かった。
 雨にたたられた祭だったけれど、無事に終了できて良かった。

2015年10月10日土曜日

1035 2015.10.10

生憎の雨

 今日は本宮。午前7時に宿に集合して、7時40分ごろに仮宿を出発した。昨夜の頑張りが祟ったのか、えらく静かな屋台の移動となった。笛や太鼓は鳴っているものの、担ぎ手の掛け声も小さい。そのまま粛々に近い感じで神社の境内まで進んだ。昨夜と同じように、「2礼2拍手1礼」をして榊を供える。儀式が終了すると、いよいよ獅子舞いの始まり。
 踊っている間に、各区長と氏子総代は、担当の家屋のご祝儀周りをする。この辺りにしきたりとして、留守をするときには前もって知っておいた方が分かりやすい。
 予報では、夜になって降るということだったが、昼前になると、ポツポツと降り出した。降るのは朝のうちだけとなっていたのに天気予報は大外れ。昼食を食べ始めだした頃から黒い雲が上空を覆いだした。その雨は一向に止まず、結局夜まで降った。お蔭で体は冷えて寒かった。また、花を読むために書く時も、雨のしずくが紙に垂れてきて、書きづらいことこの上なし。
 何とか最終日は好天であって欲しい。今日から祭を迎える、串本や潮岬も、宵宮は大変なことだったろう。
 

2015年10月9日金曜日

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宵宮の一日

 今日から出雲の祭りだ。午前6時集合のはずが、10分前には仕事が始まっている。各区長と氏子総代と有志の参加で、各地区の幟を組み立てて立てる。長い竹や木の棒に幟をセットし、それを人力で立て、穴に入れる。これはかなり力の要る作業だ。
 手際よく組み立てて15分ほどで立ち上がった。6地区あるので、6本の幟がはためく様は、祭が来たんだと実感させられる。早朝の作業はこれで終了。後は夜の活動を待つのみ。
 7時に宿を出発し、いよいよ笛や太鼓の音に合せて、屋台が練り歩いて行く。お宮さんまで大した距離ではないのだが、結構な時間を費やした。境内に入って、区長、氏子総代、獅子舞保存会の境内で獅子舞を奉納する若手たちが、神主の御祓いを受ける。
 その後、獅子舞いを奉納して、神社から降りてくる。これからが長い。神輿を練り歩くのだが、行きつ戻りつで、なかなかゴールにたどり着けない。宿の集会所に戻ったのは9時半を回っていた。
 若者たちはいつまで宴会をするのだろうか。明日が早いというのに、大丈夫だろうか。

2015年10月3日土曜日

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7人制ラグビー

 国民大会が後半戦を迎えた。串本町で開催種目のうち、女子サッカーと軟式野球は終了した。残るはラグビーだけ。ちょうどワールドカップが英国で開催されているので、タイミングとしては絶好だ。興味があつたので、サンナンタンランドの競技場へ行った。
 一般的なラグビーと言えば15人制だが、行われていたのは7人制だった。近年、7人制のラグビーにスポットが当たってきているようだ。オリンピック種目になるとしたら7人制だろうとも言われている。15人制と同じサイズで合計14人だけなので、空いているスペースの広いこと。
 15人制の40分ハーフの80分に対し、7人制は7分ハーフの14分と短い。お互いに運動量が半端なく多いので、80分もしていたのでは動けなくなってしまうかもしれない。
 試合は点取り合戦の様相を呈していた。人数が少ない分、タックルをかわされると独走するケースが目立つ。体型は15人制のナンバー8からバックスが多く、スクラムで押すというようなことは殆どない。やっぱり走れないと話にならないようだ。見ている方としては、目まぐるしく点数が入るので面白い。どの試合も、なかなかスリリングな展開になっていた。
 今日は予選リーグ(4チームの総当たりだったか)で明日は決勝戦までとスピーディーだ。試合も次から次にこなしていくので見ていて飽きなかった。
 駐車場脇に設置されている、売店コーナーの近くに、ドリンクコーナーがあった。こちらは全て無料になっている。お遍路道にある「お接待」のようだ。