2016年2月17日水曜日

1044 2016.2.17

ぬるぬる つるつる

  昨日、串本校舎の2年生は修学旅行、1年生は職場体験ということで、授業がなくなった。それではと、久しぶりに温泉へ。所属しているソフトボールチームは、年に2度の白浜での大会がある。その帰りには必ず寄る温泉施設「リバージュスパ日置川(ひきがわ)」。
 今日は、ここへ二人で出かけることにした。高速道路が串本町の隣のすさみ町まで延びた。地の道を30分ほど走ると高速入口に着いた。ここには道の駅ができ、「エビとカニの水族館」もこの敷地に移って来た。行きはスルーして目的地へ。高速に入ると、トンネルの多いこと。噂には聞いていたけれど、本当だ。日置川までの間に3㎞弱が2本を皮切りに10本ほどのトンネルがあるので、出たと思ったら、すぐに入るの連続で、オートライトがビックリしている感じだった。高速を走っている時間は20分弱だろうか、やっぱり早い。
 入浴料650円を払い、中へ。ソフトの帰りはさっさと入るのだが、今日はゆったりだ。湯船に入ると、本当にぬるぬる。このぬるぬる感は、ここ以外では、あまり記憶にない。pHが10.3もある強アルカリ性だから、湯川の「きよもん」も良いけれど、ぬるぬる感が違う。歩く時は気をつけないと滑って危ない。本当に転びそうになった。
 以前、いっちゃんにこの温泉の凄さを話していたのだが、本人は聞いてなかったという。で、湯に入って、そのぬるぬる感にビックリポンだったと。入ってみないと、その感動は伝わらないね。湯から出ると、肌がつるつる!!こちらに来た時には是非どうぞ。
 ガッカリなのは、館内にあるレストラン。二人とも飯が冷めていて、おまけに硬いし、値段の割には高い。ここへは湯に入りに来るだけで、二度と食事はしないと思った。帰りは、道の駅を見学した。車がいっぱいで賑やかではあるが、店内はどうってことはなくて、こちらもガッカリだった。

2016年2月11日木曜日

2016.2.11.1043

初物

アワビの仲間は色々あるが、この辺りでは、アワビとトコブシ(ナガレコ)とアナガイが採れる。アワビとトコブシは夏が旬なのだが、アナガイは冬から春先が旬となる。夏にアナガイを採って湯がいたら、身が貝殻の半分近くになってしまうほど痩せている。それが今の季節はプリプリしている。ただアナガイは全国的に流通していないようだ。見た目にはトコブシと似ているので、知らない人は見分けがつかない。食べてみて、噛みごたえがあるなぁと思うぐらいだろうか。それも思わないかも。
 そのアナガイを海の師匠のEさんが届けてくれた。一人で磯に行って来たとのことだ。大潮の時期だから、干潮の時には随分引いていた。Eさんも今年初めて行ったとのことで、以前、一緒に行こうかと言ってくれていたのだが・・・3月の大潮は今回よりも更に干満の差が大きくなるので狙い目かな。届けてくれた貝は、みな大ぶりで、早速煮た。本当にプリプリとした触感で美味い。今年の初物をビールとともにいただいた。 

神倉神社に上った

 先日、この神社では年に一度の火祭りが行われた。今日、車の一か月点検で新宮に行った。日産の店は神倉神社からは割と近い場所にあったので、点検を待っている間に行ってみることにした。今日が建国記念日ということだからか、鳥居の前に祭壇が作られ、神事が行われていた。
 この神社の御神体は山の中腹にあり、そこまでは急こう配の石段を登ることになる。途中、見上げるほどの急傾斜になり、足の悪い人は這って行くという形容がピッタリな感じだ。喘ぎ喘ぎしながら御神体の「ゴトビキ岩」に着いた。ゴトビキとはヒキガエルのことだが、その岩がヒキガエルに似ているから付いたとのこと。火祭りの時は、この辺りに「上り子」と言われる白い(生成り)着物を来て、手には松明を持った人たちで大混雑するのだそうだ。そして合図とともに急こう配の階段を駆け下る。地面を見ると、灰で黒くなった部分が至る所にあって生々しかった。下りは上りよりも怖い。目が眩みそうだ。転げ落ちて怪我をする人はいなかったのだろうかと心配になった。